[分解] 東芝 SDカードアダプタ ADP-HS02

今回は東芝メモリ(現キオクシア)から発売されていたmicroSDカードに付属していたSDカードアダプタの“ADP-HS02”を分解してみました。

【注意】
分解したSDカードアダプタは元に戻すことができません。分解される場合は不要になったもので行ってください。

その他の分解記事は

アダプタ表面のシールには、
(左三角)LOCK
TOSHIBA
ADP-HS02
Adapter microSDロゴ
と印字されています。

アダプタ裏面には、
MADE IN CHINA
DATE:2018-12-05
と刻印されています。

本物のSDカードと比較してみました。
左はパナソニックのSDカード(1GB)です。

違う個所は下部にmicroSDカードを挿入する部分があるところです。

裏面も基本的には同じ造りになっています。

実際にmicroSDカードを挿入してみました。

奥まで差し込むとこのように一体になります。

では、分解してみます。

隙間に細いドライバーを挿入し、接着個所を少しずつ剥していきます。

するとこのように分離します。

カバーの裏側です。microSDカードを挿入する部分が薄くなっています。

ロックスイッチです。非常に小さなプラスチック部品となっています。

端子の部分を外してみました。microSDカードの挿入部分の右側にある板バネでカードを固定する仕組みになっています。

端子表面です。金メッキの金属板が9本あり、うち8本が繋がっています。

端子裏面です。端子が曲がらないようにプラスチック板でしっかり固定されています。

全て分解するとこのようになります。

低コストで製造できるように最小限の部品で済むように設計されていることがわかります。

microSDカードアダプタは使用機会が少ないこともあり余っていたので分解してみました。

中にはSDカードなのにも関わらず内部にmicroSDカードが入っていて、このアダプタのような構造になっているものもあるようです。

現在ではSDカードよりもmicroSDカードの方が流通量が多いこともあり価格が逆転しています。

今回は以上です。

「[分解] 東芝 SDカードアダプタ ADP-HS02」への2件のフィードバック

  1. これにmicroSDカードぶっ込んだけど、複合機が認識しなかった。容量はSDHCの範囲内なのだが、カードがSDXCだったのかな? まぁ、捨てよう。

    捨てようってコメントいれたけど、ググったらmicroSDXCカードの付属品だったらしい・・・・。うーーーーん。

    (管理人より:2つのコメントを1つにまとめました)

    1. 脱力太郎様
      コメントありがとうございます。

      microSDは容量別で3種類あります
      ・2GB以下:microSD
      ・4GB-32GB:microSDHC
      ・64GB以上:microSDXC

      SDカードアダプタはUHS-2だと構造が違いますが、それ以外は全て同じものなので認識しないのは対象機器が非対応だと思われます。
      もしくはmicroSDカード自体が偽物や不良品の可能性があります。

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