「音質」タグアーカイブ

YouTubeに高音質でアップロードする方法

今回は、YouTubeに高音質でアップロードするためのエンコード方法を紹介します。

YouTubeの音質と画質についてはこちら

最終更新年月:2020年10月

【注意】
CD音源やダウンロード音源を使用する場合は、著作権を必ず確認してください。
ほとんどの音源には著作権があるため、使用すると著作権法侵害となり罰せられる可能性があります。

順にエンコードソフトの例と、動画編集ソフトの例を紹介します。

エンコードソフトの例

今回は、「XMedia Recode」を使用した方法を紹介します。

1.形式のリストから「AVI」を選択します
2.コーデックのリストから「MPEG-4 AVC/H.264」を選択します
3.フレームレートは元の動画と同じものを選択します
4.レート制御モードを「平均ビットレート/品質/量子化」から選択します(品質/量子化は値が小さいほど画質が良くなる)
5.平均ビットレートの場合はビットレートを入力します(SD360Pの場合は2000、HD720Pの場合は5000、HD1080Pの場合は10000辺りが目安)
6.プロファイルはHD720P以下の場合は「Main」、HD1080P以上の場合は「High」を選択します

※モードの「コピー」は映像をエンコードしないで拡張子のみ変更する場合に選択します。(再エンコードする必要がない場合に選択)

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MP3・AAC・Opusの音質を比較してみた

今回は、非可逆圧縮音源である「MP3・AAC・Opus」の音質を比較検証してみました。

【検証方法】
CD音源を以下の方法で各形式に変換し、それを.wav形式に再変換して「WaveSpectra」に取り込みカットオフ周波数を調べている。

※MP3は正規のエンコーダーを使用したため、異なるソフトウェアでエンコードしています。また、全てCBR(固定ビットレート)でエンコードしています。

最初に、CD音源の波形を掲載します。
CD音源はPCM 16bit/44.1kHz(サンプリング周波数)なので、カットオフ周波数はサンプリング周波数の2分の1である22.05kHzとなっている。なお、48kHzサンプリングなら24kHzカットとなる。

この画像を参考に以下の圧縮音源と比較してみてください。

MP3

MP3は、1990年代に音声の容量を圧縮するためにできた形式で、正式名称は「MPEG-1 Audio Layer-3」という。対応機器の多さゆえに一番普及している形式でもある。音質はAACやOpusと比べると悪いが、大体の人は192Kbps以上あれば納得のいく音質になると思われる。

64Kbps=10.0kHzカット

96Kbps=12.9kHzカット

128Kbps=15.5kHzカット

160Kbps=16.0kHzカット

192Kbps=20.3kHzカット

256Kbps・320Kbps=21.0kHzカット

MP3(VEGAS Pro13)

ビットレートカットオフ周波数
64Kbps10.0kHz
96Kbps12.9kHz
128Kbps15.5kHz
160Kbps16.0kHz
192Kbps20.3kHz
256Kbps以上21.0kHz

AAC

AACは、1997年にISO規格にて規格化された音声圧縮方式である。正式名称は「Advanced Audio Coding」といい、AppleがiPodで急速に普及させた形式でもある。MP3よりも圧縮効率が良く、同じビットレートではより高音質になるとされている。

64Kbps=13.1kHzカット

96Kbps=14.2kHzカット

128Kbps=15.4kHzカット

160Kbps=16.1kHzカット

192Kbps以上=17.0kHzカット

AAC-LC(Fraunhofer FDK AAC)

ビットレートカットオフ周波数
64Kbps13.1kHz
96Kbps14.2kHz
128Kbps15.4kHz
160Kbps16.1kHz
192Kbps以上17.0kHz

※Apple AACはもう少し高い周波数が出ることを確認しています。

Opus

Opusは、2012年9月11日に登場した最後発の音声圧縮コーデックである。元々はVoIP通話向きに作られたコーデックのため、低遅延なのが特徴となっている。また、MP3やAACよりも全体的に高音質である。

YouTubeでも採用されており、対応動画は高音質で視聴することができます。詳しくは下記の記事をご覧ください。

16Kbps=7.4kHzカット

32Kbps=20.0kHzカット

64Kbps=20.0kHzカット

96Kbps=20.0kHzカット

128Kbps以上=20.0kHzカット

参考:448Kbps=20.0kHzカット

Opus(libopus)

ビットレートカットオフ周波数
16Kbps7.4kHz
32Kbps20.0kHz
64Kbps20.0kHz
96Kbps20.0kHz
128Kbps以上20.0kHz
(参考)448Kbps20.0kHz

ビットレート別にカットオフ周波数をまとめるとこのようになります。

ビットレートカットオフ周波数(左の方が高い)
64KbpsOpus>>AAC-LC>MP3
96KbpsOpus>>AAC-LC>MP3
128KbpsOpus>>AAC-LC=MP3
160KbpsOpus>>AAC-LC=MP3
192Kbps以上MP3>Opus>AAC-LC

64Kbpsや96Kbpsの低ビットレートでは、Opus→AAC-LC→MP3となっていますが、128Kbpsや160Kbpsは、Opus→AAC-LCとMP3がほぼ同じとなっており、192Kbps以上の高ビットレートではMP3→Opus→AAC-LCとなっています。

これは、AACは低ビットレートを得意としており、MP3は高ビットレートを得意としているために起こっています。Opusは最も圧縮効率に優れているものの、20kHzカットとなっており192Kbps以上ではMP3に逆転されています。

よって、なるべく高音質で聞きたいならMP3、容量を抑えつつ高音質にしたいならAAC、対応機器がある場合はOpusを選択すると良いです。

今回は以上になります。

ニコニコ動画とAbemaTVの音質(2019年8月現在)

2019/8/30更新 2019年1月のニコニコ動画の仕様変更に対応しました。

YouTubeの音質と画質についてはこちら

まず、ニコニコ動画とAbemaTVでは音声コーデックに”H.264 AAC-LC”が使用されています。
ビットレートやカットオフ周波数はそれぞれのサイトで異なるので今回はこれらを調べてみました。

【検証方法】
[ニコニコ動画]:動画を.mp4形式でダウンロードし、「XMedia Recode」にて.wav形式に変換。そのファイルを「WaveSpectra」に取り込み検証。

[AbemaTV]:AbemaTVアプリをインストールしたZenFone5ZをPCのライン入力に接続し、「WaveSpectra」にて録音して検証。

ニコニコ動画(niconico)

ニコニコ動画の場合、アップロードされた動画の音声ビットレートが256Kbps以上なら256Kbpsに、それ以下なら元動画に応じたビットレートとなります。
(音声カットオフは無いので元動画に準じます)

360p(エコノミー)の場合は96Kbps/カットオフ13kHzとなりかなり音質が悪いです。

画質映像ビットレート音声ビットレート音声カットオフ
1080p6Mbps最大256Kbpsなし(24kHz)
720p2Mbps最大256Kbpsなし(24kHz)
540p1Mbps最大256Kbpsなし(24kHz)
360p600Kbps96Kbps13kHz
360p(エコノミー)300Kbps96Kbps13kHz

96Kbps

256Kbps

AbemaTV

AbemaTVは、通信節約モードと最低画質は16kHz、低画質と中画質では、17.3kHz程度となっており、高画質と最高画質では18kHzまで出るようです。

画質ビットレートカットオフ
通信節約モード96Kbps?16kHz
最低画質96Kbps?16kHz
低画質128Kbps17.3kHz
中画質128Kbps17.3kHz
高画質192Kbps18kHz
最高画質192Kbps18kHz

通信節約モード

最低画質

低画質

中画質

高画質

最高画質

[検証結果について]
ニコニコ動画は元動画をエンコードするときのソフトによっても変わります。
アップロード時は192Kbpsかそれ以上でエンコードすることを強く推奨します。

AbemaTVは地上デジタル放送※(2012年以降にマスターを更新した局)とほぼ同等の音質でかなり高音質となっています。
※サイバーエージェントとともに出資しているテレビ朝日も192Kbps/18kHzカットである。

今回は以上です。

YouTubeの音質と画質(2021年3月現在)

今回は、「YouTube」の音質と画質について調べてみました。

YouTubeに高音質でアップロードする方法はこちら

※ニコニコ動画とAbemaTVの音質についてはこちら

基本的に、YouTubeでは音声コーデックに”H.264 AAC-LC”または“Opus”が使用されています。
映像コーデックは“H.264”(MP4)または“VP9”(WebM)が使用されています。一部の動画では“AV1”も使用されています。

検証方法

(映像)「3D Youtube Downloader」にて公式動画をダウンロードし、その動画を「VLCメディアプレイヤー」に読み込ませてメディア情報→統計内の入力ビットレートを参考。
(音声)上記の方法でダウンロードした動画の音声を、ビットレートは「foobar2000」を使用して確認。カットオフ周波数は「XMedia Recode」にて.wav形式に変換し、そのファイルを「WaveSpectra」に取り込み検証。

PC

PC版YouTubeでは、144p(320×180)から4K(3860×2160)までありますが、ブラウザによって選択できる画質や再生できる音声に違いがあります。
使用中のブラウザが対応しているかどうかは下記のページで確認できます。

以下はブラウザ別の対応状況です(VP9とMP4の両方に対応したブラウザが最も高画質・高音質になります)

ブラウザ名DASH
Internet Explorer(Windows7)非対応(閲覧不可)
iOS Safari非対応
Internet Explorer(Windows8.1/10)MP4のみ対応(閲覧不可)
Macintosh SafariMP4のみ対応
Microsoft Edge(EdgeHTML)対応(機種依存あり)
Microsoft Edge(Chromium)対応
Firefox対応
Google Chrome(推奨ブラウザ)対応
DASHブラウザ別対応表

※情報募集中です。情報はコメント欄にてお願いします。

推奨ブラウザ

YouTubeヘルプより
>YouTube 動画はさまざまな形式や解像度でご視聴いただけます。ただし、一部のブラウザは新しい動画形式に対応していません。ブラウザによっては、選択できる動画形式が 1 つか 2 つしかない場合もあります。動画を快適に視聴いただくために、ブラウザまたはオペレーティング システムをアップグレードすることをおすすめします。

以下は、YouTube 動画の高画質用の動画形式に対応しているブラウザとオペレーティング システムの組み合わせの例です。

  • Google Chrome(すべてのオペレーティング システム)
  • MS Edge
  • Safari(Mac OS X 10.10 以降)
  • Firefox(Windows 7 以降と Mac OS X 10.10 以降)

※Internet Explorerはサポート終了となりました。

映像と音声のDASH対応表

【注意】以下の表では現在使用が確認されているもののみ掲載しています。そのため全ての設定が掲載されているものではありません。

映像

映像ビットレートは可変ビットレート(VBR)なので下限値と上限値を記載しています。平均値はこの中間の値となります。

映像形式:MP4

DASH値動画サイズ映像ビットレート備考
36240p(426×240)不明iOS14のSafariで検証(mp4v.20.3,mp4a.40.2)
18360p(640×360)500K-1MbpsiOS14のSafariで検証(avc1.42001E,mp4a.40.2)
22720p(1280×720)1-3MbpsiOS14のSafariで検証(avc1.64001F,mp4a.40.2)
160144p(256×144)50K-90KbpsWindows10のInternet Explorer11で検証
133240p(426×240)150K-580KbpsWindows10のInternet Explorer11で検証
134360p(640×360)200K-1MbpsWindows10のInternet Explorer11で検証
135480p(854×480)250K-2.3MbpsWindows10のInternet Explorer11で検証
136720p(1280×720) 30fps300K-4.4MbpsWindows10のInternet Explorer11で検証
298720p(1280×720) 60fps300K-4.4MbpsWindows10のInternet Explorer11で検証
1371080p(1920×1080) 30fps500K-6.2MbpsWindows10のInternet Explorer11で検証
2991080p(1920×1080) 60fps500K-6.2MbpsWindows10のInternet Explorer11で検証

映像形式:VP9

DASH値動画サイズ映像ビットレート備考
278144p(256×144)100K-300KbpsFirefoxで検証
330144p(256×144)(HDR対応端末のみ選択可能)Google Pixel4で検証
242240p(426×240)100K-500KbpsFirefoxで検証
331240p(426×240)(HDR対応端末のみ選択可能)Google Pixel4で検証
243360p(640×360)200K-950KbpsFirefoxで検証
332360p(640×360)(HDR対応端末のみ選択可能)Google Pixel4で検証
244480p(854×480)300K-2MbpsFirefoxで検証
333480p(854×480)(HDR対応端末のみ選択可能)Google Pixel4で検証
247720p(1280×720) 30fps600K-4.3MbpsFirefoxで検証
302720p(1280×720) 60fps600K-4.3MbpsFirefoxで検証
334720p(1280×720)(HDR対応端末のみ選択可能)Google Pixel4で検証
2481080p(1920×1080) 30fps700K-7MbpsFirefoxで検証
3031080p(1920×1080) 60fps700K-7MbpsFirefoxで検証
3351080p(1920×1080)(HDR対応端末のみ選択可能)Google Pixel4で検証
2711440p(2560×1440) 30fps3.5M-13MbpsFirefoxで検証
3081440p(2560×1440) 60fps3.5M-13MbpsFirefoxで検証
3361440p(2560×1440)(HDR対応端末のみ選択可能)Google Pixel4で検証
3132160p(3840×2160) 30fps5.7M-37MbpsFirefoxで検証
3152160p(3840×2160) 60fps5.7M-37MbpsFirefoxで検証
3372160p(3840×2160)(HDR対応端末のみ選択可能)Google Pixel4で検証
2724320p(7680×4320)10M-50MbpsFirefoxで検証

映像形式:AV1

AV1とは、AOMedia Video 1というオープンソースの動画圧縮形式です。VP9の後継規格として開発中のコーデックなので、最終的にはVP9の動画はAV1に置き換えられるものと思われますが、現時点で対応しているブラウザがChromeとFirefoxしかないため置き換えには時間が掛かるものと思われます。

2020/4/23追記:一部動画に適用されていることを確認しました。
適用時はDASH値が下記のようになります
av01.0.05M.08 (398) / opus (251)

DASH値動画サイズ映像ビットレート備考
394144p(256×144)不明Firefoxで検証
395240p(426×240)不明Firefoxで検証
396360p(640×360)不明Firefoxで検証
397480p(854×480)不明Firefoxで検証
398720p(1280×720)不明Firefoxで検証
3991080p(1920×1080)不明Firefoxで検証
5714320p(7680×4320)不明Firefoxで検証

音声

音声形式:AAC-LC

DASH値音声ビットレートカットオフ周波数備考
36不明不明iPhone7にイヤホン出力がないため検証不可
1896Kbps15kHzWindows10のInternet Explorer11で検証
22128Kbps15.8kHzWindows10のInternet Explorer11で検証
13996Kbps15kHzWindows10のInternet Explorer11で検証
140128Kbps15.8kHzWindows10のInternet Explorer11で検証

AAC=139(96Kbps) 18も同一

AAC=140(128Kbps) 22も同一

音声形式:Opus

Opusの音声ビットレートは可変ビットレート(VBR)なので平均値を記載しています。最大で2倍程度上昇します。

DASH値音声ビットレートカットオフ周波数備考
24948Kbps(VBR)20kHzFirefoxで検証
25064Kbps(VBR)20kHzFirefoxで検証
251128Kbps(VBR)20kHzFirefoxで検証

Opus=249(48Kbps)

Opus=250(64Kbps)

Opus=251(128Kbps)

2020/2/11追記:ようやく全てのユーザーの動画でOpus音声が作成されるようになったようです

高音質でアップロードする方法は上記リンクの記事をご覧ください。

アップロード後の確認方法は、アップロードから1日程度経過後に動画の上で右クリックし、“詳細統計情報”をクリックし、「Codecs」の値を確認します。
この時、ブラウザは必ず“Safari”以外を使用してください。SafariはOpus非対応です。

  • 成功例:Codecs vp09.00.51.08.01.01.01.01 (243)/opus(251)
  • 失敗例:Codecs avc1.4d401e(134)/mp4a.40.2(140)

順に映像/音声コーデックを表しています。(この場合は映像はvp9(243)なのでWebM形式の360p、音声はOpus(251)なのでOpus形式の128Kbpsの動画となっている)

動画によっては1本の動画に30以上の動画が生成されているものもあります。

YouTubeアプリ

アプリのダウンロードはこちらから
 

2020年5月14日アップデートのバージョン“15.20.33”以降
(厳密には2020年5月23日頃より適用)

Opus音声に対応するようになりました。(Androidの対応端末のみ)

2017年9月05日アップデートのバージョン“12.34.10”以降

Android7.0以降(アップデートで7.0以降にした機種は除く)の機種は基本的に映像はVP9、音声はAACの組み合わせとなります。

Android6.0以前やiOSの場合は映像はMP4(AVC)、音声はAACの組み合わせになります。

2017年8月29日アップデートのバージョン“12.33.10”まで

DASH:
yes(映像)
動画形式
(MP4)
DASH:
yes(音声)
音声形式
(AAC)
音声
カットオフ
269144p23348Kbps?(HE-AAC)16.2kHz
229240p234128Kbps15.8kHz
230360p234128Kbps15.8kHz
231480p234128Kbps15.8kHz
232720p234128Kbps15.8kHz
2701080p234128Kbps15.8kHz
YouTubeアプリを入れたiPhone 5cをPCに接続して検証

YouTube Music

YouTube Musicでは、基本的にはYouTubeの音声と同じ規格のものが使用されています。

2021年2月時点では、アプリ版のYouTube MusicはOpus音声に対応していないようで140のAACの音声が再生されます。(無料版で検証

DASH値音声形式音声ビットレートカットオフ周波数備考
?HE-AAC48Kbps?情報募集中です
140AAC-LC128Kbps15.8kHzZenFone 5ZのYouTube Musicアプリで検証
?AAC-LC256Kbps?情報募集中です
250Opus64Kbps(VBR)20kHzFirefoxで検証
251Opus128Kbps(VBR)20kHzFirefoxで検証

検証結果について

Opus非対応ブラウザ(Safari・Internet Explorer)やiOS版YouTubeアプリで使用されているAACは128Kbpsのためあまり音が良くないです。
なお、Opusでは20kHzカットとなっており、高音質な音声となっています。

WebM形式の映像はMP4形式の約半分のビットレートになっていますが、圧縮効率が高いため、MP4形式と同等かそれ以上の画質になっています。

今回は以上です。

更新履歴など

  • 2017/6/4 以下に記載されているブログの方法で20KHzカットの高音質な動画をアップロードすることができるようです。
    >Youtubeに高音質でアップロードする方法 2020年02月
  • 2017/7/09 YouTubeアプリの検証結果を追加しました。また、ニコニコ動画とAbemaTVを分割しました。
  • 2017/9/19 iPhoneのYouTubeアプリも140(AAC-LC 128Kbps)が選択されるようになったため更新しました。
  • 2018/11/19 映像ビットレートを調べなおしました。同時に最低-最高に変更しました。
  • 2020/2/11 全ユーザーの動画にOpus音声が適用されるようになったため更新しました。また、リンク切れになっていた対応ブラウザページを変更しました。
  • 2020/4/13 ブラウザ対応表にChromium版Edgeを追加しました。検証結果の表記を変更しました。
  • 2020/10/10 Internet Explorerでは閲覧できなくなりました(強制的にEdgeが開く)
  • 2020/11/23 iOS14での検証結果を追加しました。それに伴い表を更新しました。
  • 2021/2/26 YouTube Musicについて追加しました。
  • 2021/3/2 HDR対応動画のDASH値を追加しました。

地上・BSデジタル放送の音質(2021年4月現在)

今回は、地上デジタルとBSデジタル放送の音質についてです。

  • 2020/6/25 NHK-BSのカットオフ周波数を追加しました
  • 2021/1/2 千葉テレビのマスター更新を反映しました

その前に、マスターのメーカーについてです。
日本の放送局で使用されているマスターは主に3社(NEC/東芝/パナソニック)ありますが、殆どはNECと東芝です。
NECはAPS、東芝とパナソニックではAPCと呼ばれています。

今回の音質についてではNECと東芝のマスターを使用した関東の放送局について触れます。

ワンセグや一部のCS放送を除いて、音声はAAC-LC(MPEG2)に圧縮して放送されています。サンプリング周波数はすべての局で48000Hzです。また、映像もMPEG2で圧縮されています。

また、2011年以降にマスターを更新した局は東芝製マスターを採用していてもエンコーダーはNEC製のようです。

一覧の見方

音声ビットレート/カットオフ周波数=ハイカット(備考)の順で表記しています
NECマスターの局は青字で、東芝マスターの局は赤字で表記しています

BS局の()内の値はスロット数です。FHDはフルHD(1920×1080)放送実施局を表しています。通常は1440×1080ドットになります。

72Kbps/14kHzカット(モノラル) 旧NEC

現在は該当なし(過去にはNHK総合とNHKEテレが該当していた)

144Kbps/15kHzカット(モノラル 72Kbps) 新旧NEC

[地上波]

  • NHK総合
  • NHKEテレ

[BS]

  • NHK-BS1(20)※モノラル
  • NHK-BSプレミアム(18・FHD)※モノラル
  • 釣りビジョン(16)
  • ディズニーチャンネル ※SD(6)

(音声波形は192Kbps/15kHzカットと同一です)

モノラル144Kbps/20.25kHzカット 新型東芝

  • 放送大学(16)※ステレオは192Kbps/18kHzカット

192Kbps/15kHzカット 旧型NEC

[地上波]

  • 群馬テレビ
  • テレビ埼玉(経由機器によって音質劣化あり・2020年更新予定)

テレビ埼玉はマスター以外の設備に音質劣化の原因があるようです。

192Kbps/18kHzカット 新型NEC/新型東芝

[地上波]

  • テレビ朝日
  • TBS
  • フジテレビ
  • テレビ神奈川

[BS]

  • NHK-BS1(20)※副音声実施時
  • NHK-BSプレミアム(18・FHD)※副音声実施時
  • BS朝日(16)
  • BS-TBS(16)
  • TwellV(15)
  • BSスカパー(16)
  • グリーンチャンネル(16)
  • FOXスポーツ&エンターテイメント(16)
  • D-Life(16)
  • WOWOW(24×3・FHD)
  • 日本映画専門チャンネル(16)
  • アニマックス(16)
  • 放送大学(16)※モノラルは144Kbps/20.25kHzカット

192Kbps/20kHzカット 旧型東芝

現在は該当なし(過去にはフジテレビと放送大学のステレオが該当)

256Kbps/20kHzカット 旧型東芝

現在は該当なし(過去にはBSフジが該当)

256Kbps/20.25kHzカット 新型NEC/新型東芝

[地上波]

  • NHK総合(圧縮Bモード)
  • NHKEテレ(圧縮Bモード)
  • 日本テレビ ※解説放送実施時は192Kbps/18kHzカット×2
  • TBS ※音楽番組時
  • テレビ東京 ※副音声実施時は256Kbps+192Kbps/18kHzカット
  • TOKYO MX
  • 千葉テレビ(HD+HD対応)

[BS]

  • NHK-BS1(20)※副音声実施時は192Kbps/18kHzカット
  • NHK-BSプレミアム(18・FHD)※副音声実施時は192Kbps/18kHzカット
  • BS日テレ(16)
  • BSテレ東(旧BS-JAPAN)(16)※副音声実施時は256Kbps+192Kbps/18kHzカット
  • BSフジ(16)
  • BS11(18・FHD)
  • スターチャンネル(15+13×2)
  • J SPORTS(16×4)

なお、BS11はマスターは2007年12月1日の開局時のものを使用しており、エンコーダーのみ2011年に更新されています。(マスターは2020年に更新予定)
そのためNEC製ではなく東芝製だと思われます。

320Kbps/16KHzカット? 旧型NEC

  • とちぎテレビ

カットオフ周波数の情報を募集中です。

384Kbps/15KHzカット(5.1chサラウンド) 新旧NEC/東芝

[地上波]

  • NHKEテレ
  • フジテレビ

マスター更新履歴(時系列順)

  • 2008.12.01 フジテレビ・BSフジ・CSフジが3波対応型統合マスターに更新(東芝製)
  • フジテレビの更新前はアナログマスターにエンコーダー後付けで対応
  • 2016.11.07 テレビ東京・BS-JAPANが2波対応型統合マスターに更新(NEC製)
  • 更新前はNEC/192Kbps/15kHzカット
  • 2017.1頃 NHK総合・Eテレが更新(NEC製)
  • 更新前はNEC(エンコーダーは東芝)/256Kbps/20kHzカット/モノラルは72Kbpsの14kHzカット
  • 2017.7.01 TwellVが更新(東芝製)
  • 更新前は東芝/192Kbps/20kHzカット
  • 2017.9.3 日本テレビが更新(NEC製)
  • 更新前はNEC/192Kbps/15kHzカット/モノラルのみ24kHz
  • 2017.10.02 TBSが更新(東芝製)
  • 更新前はNEC/192Kbps/15kHzカット
  • 2018.10.01 放送大学が更新(東芝製?)と同時に地上デジタル・FM放送は停波
  • 更新前は東芝/モノラル128Kbps・ステレオ192Kbps/20kHzカット
  • 2019.6.10 フジテレビが更新(東芝製)
  • 更新前は東芝/192Kbps/20kHzカット
  • 2019.9.30 BSフジが更新(東芝製)
  • 更新前は東芝/256Kbps/20kHzカット
  • 2020.11.30 千葉テレビが更新(NEC製)
  • 更新前はNEC/192Kbps/15kHzカット

BSの帯域再編スケジュール

4K・8K放送についてはこちら

【帯域削減】

帯域削減が行われた局は24スロットから16スロットになり、フルHDがハーフHDに変更されています。(音声は変化なし)

【トランスポンダ移動】

  • BS-JAPAN:2018年4月16日(BS-3 TS1→BS-1 TS2)
  • NHK-BSプレミアム:2018年5月8日(BS-15 TS2→BS-3 TS1)
  • ディズニーチャンネル:2018年5月22日(BS-7 TS2→BS-3 TS2)
  • BSアニマックス:2018年5月22日(BS-7 TS1→BS-13 TS2)
  • スターチャンネル2:2018年5月28日(BS-7 TS0→BS-15 TS2)
  • スターチャンネル3:2018年5月27日-5月28日(BS-7 TS0→BS-15 TS2)
  • グリーンチャンネル:2021年2月2日(BS19→BS21 TS2)
  • J SPORTS 4:2021年2月2日(BS21→BS19 TS0)
  • J SPORTS 1:(BS19 TS1)
  • J SPORTS 2:(BS19 TS2)
  • J SPORTS 3:2021年2月9日(BS21→BS19 TS3)
  • BS釣りビジョン:2021年4月13日(BS23→BS11 TS3)
  • 日本映画専門チャンネル:2021年4月13日(BS23→BS21 TS1)
  • ディズニー・チャンネル:2021年6月1日(BS3 TS2→BS23 HD化)

2021年現在のデータは「ぱくぱくブログ」様を参照しました。

今回は以上です。