今回は、「YouTube」の音質と画質について調べてみました。
基本的に、YouTubeでは音声コーデックに”H.264 AAC-LC”または“Opus”が使用されています。
映像コーデックは“H.264”(MP4)または“VP9”(WebM)が使用されています。一部の動画では“AV1”も使用されています。
検証方法
(映像)「3D Youtube Downloader」にて公式動画をダウンロードし、その動画を「VLCメディアプレイヤー」に読み込ませてメディア情報→統計内の入力ビットレートを参考。
(音声)上記の方法でダウンロードした動画の音声を、ビットレートは「foobar2000」を使用して確認。カットオフ周波数は「XMedia Recode」にて.wav形式に変換し、そのファイルを「WaveSpectra」に取り込み検証。
●PC
PC版YouTubeでは、144p(320×180)から4K(3860×2160)までありますが、ブラウザによって選択できる画質や再生できる音声に違いがあります。
使用中のブラウザが対応しているかどうかは下記のページで確認できます。
以下はブラウザ別の対応状況です(VP9とMP4の両方に対応したブラウザが最も高画質・高音質になります)
ブラウザ名 | DASH |
Internet Explorer(Windows7) | 非対応(閲覧不可) |
iOS Safari | 非対応 |
Internet Explorer(Windows8.1/10) | MP4のみ対応(閲覧不可) |
Macintosh Safari | MP4のみ対応 |
Microsoft Edge(EdgeHTML) | 対応(機種依存あり) |
Microsoft Edge(Chromium) | 対応 |
Firefox | 対応 |
Google Chrome(推奨ブラウザ) | 対応 |
※情報募集中です。情報はコメント欄にてお願いします。
推奨ブラウザ
以下は、YouTube 動画の高画質用の動画形式に対応しているブラウザとオペレーティング システム(OS)の組み合わせの例です。
- Google Chrome(すべてのオペレーティング システム)
- MS Edge
- Safari(Mac OS X 10.10 以降)
- Firefox(Windows 7 以降と Mac OS X 10.10 以降)
※Internet Explorerはサポート終了となりました。
映像と音声のDASH対応表
【注意】以下の表では現在使用が確認されているもののみ掲載しています。そのため全ての設定が掲載されているものではありません。
映像
映像ビットレートは可変ビットレート(VBR)なので下限値と上限値を記載しています。平均値はこの中間の値となります。
映像形式:H.264
DASH値 | 動画サイズ | 映像ビットレート | 備考 |
18 | 360p(640×360) | 500K-1Mbps | iOS14のSafariで検証(avc1.42001E,mp4a.40.2) |
22 | 720p(1280×720) | 1-3Mbps | iOS14のSafariで検証(avc1.64001F,mp4a.40.2) 2024/9使用停止を確認 |
160 | 144p(256×144) | 50K-90Kbps | Windows10のInternet Explorer11で検証 |
133 | 240p(426×240) | 150K-580Kbps | Windows10のInternet Explorer11で検証 |
134 | 360p(640×360) | 200K-1Mbps | Windows10のInternet Explorer11で検証 |
135 | 480p(854×480) | 250K-2.3Mbps | Windows10のInternet Explorer11で検証 |
136 | 720p(1280×720) 30fps | 300K-4.4Mbps | Windows10のInternet Explorer11で検証 |
298 | 720p(1280×720) 60fps | 300K-4.4Mbps | Windows10のInternet Explorer11で検証 |
137 | 1080p(1920×1080) 30fps | 500K-6.2Mbps | Windows10のInternet Explorer11で検証 |
299 | 1080p(1920×1080) 60fps | 500K-6.2Mbps | Windows10のInternet Explorer11で検証 |
616 | 1080p(1920×1080) Premium | 不明 | YouTubeアプリ+YouTube Premium加入者のみ選択可能 |
映像形式:VP9
DASH値 | 動画サイズ | 映像ビットレート | 備考 |
278 | 144p(256×144) | 100K-300Kbps | Firefoxで検証 |
330 | 144p(256×144) | (HDR対応端末のみ選択可能) | Google Pixel4で検証 |
242 | 240p(426×240) | 100K-500Kbps | Firefoxで検証 |
331 | 240p(426×240) | (HDR対応端末のみ選択可能) | Google Pixel4で検証 |
243 | 360p(640×360) | 200K-950Kbps | Firefoxで検証 |
332 | 360p(640×360) | (HDR対応端末のみ選択可能) | Google Pixel4で検証 |
244 | 480p(854×480) | 300K-2Mbps | Firefoxで検証 |
333 | 480p(854×480) | (HDR対応端末のみ選択可能) | Google Pixel4で検証 |
247 | 720p(1280×720) 30fps | 600K-4.3Mbps | Firefoxで検証 |
302 | 720p(1280×720) 60fps | 600K-4.3Mbps | Firefoxで検証 |
334 | 720p(1280×720) | (HDR対応端末のみ選択可能) | Google Pixel4で検証 |
248 | 1080p(1920×1080) 30fps | 700K-7Mbps | Firefoxで検証 |
303 | 1080p(1920×1080) 60fps | 700K-7Mbps | Firefoxで検証 |
335 | 1080p(1920×1080) | (HDR対応端末のみ選択可能) | Google Pixel4で検証 |
271 | 1440p(2560×1440) 30fps | 3.5M-13Mbps | Firefoxで検証 |
308 | 1440p(2560×1440) 60fps | 3.5M-13Mbps | Firefoxで検証 |
336 | 1440p(2560×1440) | (HDR対応端末のみ選択可能) | Google Pixel4で検証 |
313 | 2160p(3840×2160) 30fps | 5.7M-37Mbps | Firefoxで検証 |
315 | 2160p(3840×2160) 60fps | 5.7M-37Mbps | Firefoxで検証 |
337 | 2160p(3840×2160) | (HDR対応端末のみ選択可能) | Google Pixel4で検証 |
272 | 4320p(7680×4320) | 10M-50Mbps | Firefoxで検証 |
映像形式:AV1
AV1とは、AOMedia Video 1というオープンソースの動画圧縮形式です。VP9の後継規格として開発中のコーデックなので、最終的にはVP9の動画はAV1に置き換えられるものと思われますが、現時点で対応しているブラウザがChromeとFirefoxしかないため置き換えには時間が掛かるものと思われます。
2020/4/23追記:一部動画に適用されていることを確認しました。
適用時はDASH値が下記のようになります
av01.0.05M.08 (398) / opus (251)
DASH値 | 動画サイズ | 映像ビットレート | 備考 |
394 | 144p(256×144) | 不明 | Firefoxで検証 |
395 | 240p(426×240) | 不明 | Firefoxで検証 |
396 | 360p(640×360) | 不明 | Firefoxで検証 |
397 | 480p(854×480) | 不明 | Firefoxで検証 |
398 | 720p(1280×720) | 不明 | Firefoxで検証 |
399 | 1080p(1920×1080) | 不明 | Firefoxで検証 |
571 | 4320p(7680×4320) | 不明 | Firefoxで検証 |
音声
音声形式:AAC-LC
2022年6月22日から、一部動画にて5.1ch音声に対応しました。
2022年11月時点では、YouTube対応テレビ、Chromecast、Apple TV、Roku、 Fire TVが対応しています。
詳しくは「テレビで YouTube を視聴する際に 5.1 サラウンド音声で再生する」をご覧ください。
DASH値 | 音声ビットレート | カットオフ周波数 | 備考 |
18 | 96Kbps | 15kHz | Windows10のInternet Explorer11で検証 |
22 | 128Kbps | 15.8kHz | Windows10のInternet Explorer11で検証 |
139 | 96Kbps | 15kHz | Windows10のInternet Explorer11で検証 |
140 | 128Kbps | 15.8kHz | Windows10のInternet Explorer11で検証 |
不明 | 192Kbps | 22.5kHz | 5.1ch音声(HE-AACに近い技術が使用されている) |
不明 | 384Kbps | 16.5kHz | 5.1ch音声 |
AAC=139(96Kbps) 18も同一
AAC=140(128Kbps) 22も同一
AAC=192Kbps(5.1ch)
AAC=384Kbps(5.1ch)
音声形式:Opus
Opusの音声ビットレートは可変ビットレート(VBR)なので平均値を記載しています。最大で2倍程度上昇します。
なお、600はYouTubeアプリのデータセーバーモードでのみ使用されています。
DASH値 | 音声ビットレート | カットオフ周波数 | 備考 |
249 | 48Kbps(VBR) | 20kHz | Firefoxで検証 |
250 | 64Kbps(VBR) | 20kHz | Firefoxで検証 |
251 | 128Kbps(VBR) | 20kHz | Firefoxで検証 |
600 | 32Kbps(VBR) | 20kHz | YouTubeアプリで検証 |
Opus=249(48Kbps)
Opus=250(64Kbps)
Opus=251(128Kbps)
音声形式:AC3(ドルビーデジタル)
2022年6月22日に5.1ch音声に対応したのに伴い新たに追加された形式になります。
DASH値 | 音声ビットレート | カットオフ周波数 | 備考 |
不明 | 384Kbps | 18.3kHz | 5.1ch音声 |
不明 | 384Kbps | 18.3kHz | 5.1ch音声(EAC3形式) |
AC3=384Kbps(5.1ch)
EAC3=384Kbps(5.1ch)
EAC3:Dolby Digital Plus形式(Enhanced AC-3)
高音質でアップロードする方法は上記リンクの記事をご覧ください。
アップロード後の確認方法は、アップロードから1日程度経過後に動画の上で右クリックし、“詳細統計情報”をクリックし、「Codecs」の値を確認します。
この時、ブラウザは必ず“Safari”以外を使用してください。SafariはOpus非対応です。
- 成功例:Codecs vp09.00.51.08.01.01.01.01 (243)/opus(251)
- 失敗例:Codecs avc1.4d401e(134)/mp4a.40.2(140)
順に映像/音声コーデックを表しています。(この場合は映像はvp9(243)なのでWebM形式の360p、音声はOpus(251)なのでOpus形式の128Kbpsの動画となっている)
動画によっては1本の動画に30以上の動画が生成されているものもあります。
●YouTubeアプリ
2020年5月14日アップデートのバージョン“15.20.33”以降
(厳密には2020年5月23日頃より適用)
Opus音声に対応するようになりました。(Androidの対応端末のみ)
2017年9月05日アップデートのバージョン“12.34.10”以降
Android7.0以降(アップデートで7.0以降にした機種は除く)の機種は基本的に映像はVP9、音声はAACの組み合わせとなります。
Android6.0以前やiOSの場合は映像はMP4(AVC)、音声はAACの組み合わせになります。
2017年8月29日アップデートのバージョン“12.33.10”まで
DASH: yes(映像) | 動画形式 (MP4) | DASH: yes(音声) | 音声形式 (AAC) | 音声 カットオフ |
269 | 144p | 233 | 48Kbps?(HE-AAC) | 16.2kHz |
229 | 240p | 234 | 128Kbps | 15.8kHz |
230 | 360p | 234 | 128Kbps | 15.8kHz |
231 | 480p | 234 | 128Kbps | 15.8kHz |
232 | 720p | 234 | 128Kbps | 15.8kHz |
270 | 1080p | 234 | 128Kbps | 15.8kHz |
●YouTube Music
YouTube Musicでは、基本的にはYouTubeの音声と同じ規格のものが使用されています。
DASH値 | 音声形式 | 音声ビットレート | カットオフ周波数 | 備考 |
? | HE-AAC | 48Kbps | ? | 情報募集中です |
140 | AAC-LC | 128Kbps | 15.8kHz | ZenFone 5ZのYouTube Musicアプリで検証 |
141 | AAC-LC | 256Kbps | 20kHz | 中島様のコメントより |
250 | Opus | 64Kbps(VBR) | 20kHz | Firefoxで検証 |
251 | Opus | 128Kbps(VBR) | 20kHz | Firefoxで検証 |
検証結果について
Opus非対応ブラウザ(Safari・Internet Explorer)やiOS版YouTubeアプリで使用されているAACは128Kbpsのためあまり音が良くないです。
なお、Opusでは20kHzカットとなっており、高音質な音声となっています。
WebM形式の映像はMP4形式の約半分のビットレートになっていますが、圧縮効率が高いため、MP4形式と同等かそれ以上の画質になっています。
今回は以上です。
更新履歴など
- 2017/6/4 以下に記載されているブログの方法で20KHzカットの高音質な動画をアップロードすることができるようです。
>Youtubeに高音質でアップロードする方法 2020年02月 - 2017/7/09 YouTubeアプリの検証結果を追加しました。また、ニコニコ動画とAbemaTVを分割しました。
- 2020/2/11 全ユーザーの動画にOpus音声が適用されるようになったため更新しました。また、リンク切れになっていた対応ブラウザページを変更しました。
- 2020/4/13 ブラウザ対応表にChromium版Edgeを追加しました。検証結果の表記を変更しました。
- 2020/10/10 Internet Explorerでは閲覧できなくなりました(強制的にEdgeが開く)
- 2021/2/26 YouTube Musicについて追加しました。
- 2022/11/03 YouTube Musicの無料版もOpusに対応したのに伴い、非対応の記載を削除しました。
- 2022/11/24 5.1ch音声に関する情報を追加しました。
- 2023/10/26 YouTube PremiumのDASH値を追加しました。
大変有益な情報ありがとうございます。
1)最近YouTube は1080P、720Pビデオでもオーディオのビットレートを128kbps に制限し始めたとの噂ですが、ご確認できたでしょうか?
2)周波数特性の解析にWaveSpectra をお使いとのことですが、このソフトは解析信号フォーマットにWAVを要求していると思います。YouTubeからDLするフォーマットは通常mp3ですがどのようにしてフォーマット変換されているのでしょうか?
3)音声のみのDLでは256kbpsのファイルもありますが、この解析結果をお持ちでしょうか?
ありがとうございます。
閲覧ありがとうございます。そして、返信が遅れたことをお詫び致します。
1) 2017年にアップロードされたHD画質の動画でも確認しましたが、音声は192Kbpsでした。
2) 動画も含めてMP4形式でダウンロード(公式動画)し、「XMedia Recode」にて.wav形式に変換しました。
また、音声の標準形式はAAC-LC(.AAC)ですが、一部に.ogg形式のものがあるのも確認しています。
3) 恐らくダウンロードに使用したソフトウェアにて192Kbpsまたは128Kbpsのデータが256Kbpsに変換されているものと思われます。
早速ご回答いただきありがとうございます。
現在のYouTube音声トラックのビットレートが良くても192kbpsとは残念ですね...今やYouTubeが音楽の最大メディアとなり演奏家、オーケストラや放送局自身がそのビデオをアップロードしているというのに。 彼らにしてみればなるべく良い音で大勢の人に聴いてもらいたいところでしょう。グーグルによるとアップロードに推奨しているスペックはステレオで384kbpsなので多くのアップロード元はこれに従っていると思います。ダウンロード(再生)に際し、これより低ビットレートにグーグル側で再エンコード(多分on the flyで)しているとはそのサーバーの性能には恐れ入りますが、最大で最先端のメディアとしての役割を果たしてもらいたいものです。 オーディオトラックのデータ量はビデオのそれに比べ微々たるものですから制限の理由は技術的や経済的なものではないでしょう。もしかすると有償のYouTube Redで高音質サービスを始める前の布石かも知れませんね。
>グーグルによるとアップロードに推奨しているスペックはステレオで384kbps
確かにここでは384kbpsでアップロードすることを推奨していますね。
しかし、YouTube側で192kbpsまたは128kbpsに再エンコードされるのではあまり意味はないですからね…
先日、某アンケートで「もし広告を削除できるなら」「もしバックグラウンド再生ができるなら」といった趣旨のアンケートがあったのですが、そのYouTube Redに関するアンケートだったのですね。
有料ならAAC-LC 320Kbpsは欲しいところですね。それこそ推奨形式通りになれば良いですが…
こんにちは
Youtubeの音声のカットオフは音声コーデックOpusが使われる場合において20kHz程度であることが確かめられましたので参考になれば・・・下記は当方のブログです。
Youtubeに高音質でアップロードする方法 2017年6月
(旧)https://blogs.yahoo.co.jp/nightwish_daisuki/63912067.html
(新)https://ameblo.jp/nightwish-daisuki/entry-12468880061.html
コメントありがとうございます。
ブログ拝見しました。
PCM 24bit/48kHzサンプリングでエンコードしてアップロードすることにより高音質(20KHzカット)にすることができるようですね。
また、IEだと強制AACになってしまうようですね…
後日検証してみたいと思います。
検証お疲れ様です。追加情報です。
OpusがYoutubeサーバーに作成される条件に、音声形式は関係なさそうです。低ビットレート96kbpsのAAC-LCを4K映像とMUXしたMP4をアップロードしてみましたらOpusが作成されました。
YoutubeのOpusは48kHz固定なので、アップロードする音声も48kHzだとサンプリングレート変換処理が省かれて音が良いと思われます。Youtubeは48kHzを推奨するページもあれば44kHzを推奨するページもあって統一感がとれていません。16Bitか24Bitかはお好みで。
映像1920×1080ではOpusが作られない(再生回数の多いユーザーや企業は例外のようです)ですが、2560×1440ではOpusが作成されました。映像の解像度1440p以上だと音声形式関係なくOpusが作られるようです。※現在は
Youtubeにどんなファイルが置かれているかは
Youtube-DLというコマンドラインのソフトを使うのが便利です。
この書き込みは読まれたら削除して構いません。
(管理人より)有益なコメントなので残しておきます。
またまた補足です。
Opusは192kbpsをも超えるかもしれません。
実測で238kbpsをマーク。
↓
Youtube 驚きの高音質化?! ヌカ喜びとなるか?
(旧)https://blogs.yahoo.co.jp/nightwish_daisuki/63924824.html
(新)https://ameblo.jp/nightwish-daisuki/entry-12468880474.html
どうもこの問題は複雑のようですね...またYouTube 側でも過度期の状態かもしれません。 下記のサイト(一月ほど前にUL)を1080Pで再生しスペアナで見ると音声は20kHz近くまで伸びています:
https://www.youtube.com/watch?v=OLntgtJEA-U
従って、YouTube の音声はAACでも16kHzを超えるものがあるようです。
上記のビデオをローカルにDLしてそのmp4ファイルの詳細を見ると音声ビットレートは256kbpsとなっています。 但し、それを再生してスペアナで見ると高域は17kHzほどでカットオフされていますが、これはDLに使ったユーティリティーの問題か再生に使ったメディアプレーヤーの問題かもしれません。
何れにせよ、ULからPCでの再生に至る系にいくつもの圧縮エンコードが介在しますので、どこでこの高域制限が起きているかを知るのは難しいですね。 YouTubeが96/24のWavファイルのULを受け付けるということは(4Kデータのみのようですが)一応音声の品位に関しても試行しているのでしょう。ビデオデータに比べたら音声のデータ量は微々たるものですからぜひより高品位の
音声データを付けてもらいたいものです。
追伸:YouTubeのビデオによっては始まる前に出るCMビデオの音声は20kHzまで出るのに、続く本番で16kHzにカットオフなどという例があります。
遅くなりましたが、またまたコメントありがとうございます。
貼られている動画を確認してみたところ、DASH:yes(135/251)となっているので「Opus」形式でエンコードされています。AACとは異なる形式になります。
詳しくはWikipediaの「Opus」の項を参考にしてください。
>上記のビデオをローカルにDLしてそのmp4ファイルの詳細を見ると音声ビットレートは256kbpsとなっています。 但し、それを再生してスペアナで見ると高域は17kHzほどでカットオフされていますが…
これはOpusではなく、AAC-LCでエンコードされた動画をダウンロードしているのが原因だと思われます。
現時点では色々と複雑な状況ですので、試行錯誤している最中だと思われます(Opusが作成されたりされなかったりするみたいですし)
>YouTubeのビデオによっては始まる前に出るCMビデオの音声は20kHzまで出るのに、続く本番で16kHzにカットオフなどという例があります。
CMがOpusで、本編がAACでエンコードされているのかもしれませんね・・・
RyoElectricさま、
早速の返信と解説まことにありがとうございます。
YouTubeのファイルによりOpusエンコード音声が伴っていたりなかったりしているのでしょうね... 多分現在は過度期でやがてOpusとAACの両方が付いてくるファイルが主流になるのでしょう。 YouTube側としてもインターネットのバンド幅が広い受信側には高品位の音声を、狭い場合にはビットレートを下げる、の守備範囲をOpusで広げる目論見なのでしょうか... DASHで対応して頻繁なリクエストを繰り返している様子がスペアナからもうかがえるような気がします。 4KビデオでなくてもOpusのおかげで20kHzまで伸びているのはスペアナで見ることができYouTube側も音声の品位をないがしろにしていないことが判ります。(20kHz付近の応答がスピュリアスでないことはバイオリンの高調波がきれいに出ていることから伺えます)
ビデオをローカルにDLする場合、DLユーティリティー側がまだOpusに対応できずにAACを取り込んでいるのでしょうね。 この問題もやがて解決するでしょうから、しばらくの間我慢です。
どうしてもという方はPCのバスに流れているWAVにデコードされたOpusを録音し、自分で画像と音声の合体をやり直せばいいでしょう。
この複雑な問題を判りやすく解説いただきありがとうございます。
中島様 横から失礼します。
Youtubeから再変換なしでDLできるソフトに「3D Youtube Downloader」なんかどうでしょう?下記Youtubeコンテンツのの6分以降に使用の様子が映っています。※DLではなくYoutubeのサーバーのファイルを確認しているだけですが
https://youtu.be/8Hmv-iLOoHM
nightwish_daisukiさま、
3DYU...これは凄い。音声をOpusのままDLしますね!146kbpsほどのビットレートで20kHzまでバッチリ入っています。 YouTubeの音声に関する情報はRyoElectric さまとnightwish_daisuki さまのものが国外も含めインターネット上で最新のものでしょう。 馴染みのYouTubeビデオを古いものも含めいろいろ調べましたが、急速にOpusの音声チャンネル(ビットレートが異なるものを並行して)がコンテイナーに入っています。 ということは、ついこの間までYouTubeファンが文句を言っていた720Pや1080Pでもビットレート128kbpsのAAC音声になり以前より劣化した...の問題が解決したわけです。
これを見るとグーグルの壮大な計画を垣間見ることができます。
1.プロや上級アップローダーに4Kビデオと96/192KhzのFsと24ビットのWAVを推奨する
2.バンド幅の広い回線を持つユーザーにはOpusで規格目いっぱいの20kHz上限の音声を提供する。
3.これに慣れたユーザーにやがてより高品位の「ハイレゾ」音声をOpus改(?)で提供する(多分有償で)。
4.これで既存の音楽メディア(CD、DVD、BR、音楽配信サイト、ハイレゾサイト)に対抗し、やがてそれらを淘汰する。 音楽ファンとしては早く実現してもらいたいものです。
貴重な情報をいただき誠にありがとうございます。
nightwish_daisuki 様と中島 尚 様のコメントによりYouTubeについて様々なことに気付くことができました。ありがとうございました。
今後も新情報等ありましたらお気軽にコメントしてください。
AAC-LCが192Kbpsから128Kbpsになっている件については、Opusを採用したことによるものなのが明らかになりました。
ただ、YouTubeはパソコンよりも「YouTubeアプリ」の方が利用者が多い気がします。こちらはOpusには対応していないのでAAC-LC 128Kbpsまたは192Kbpsで再生されているはずです。
以下は@中島様への返信です
将来的には
・低速回線とYouTubeアプリ:低ビットレートAAC
・高速回線:Opus(非可逆圧縮)
・YouTube Red[有料]:FLACなどの可逆圧縮
といった形になる可能性は十分にありえますね。
ものすごく勉強になります、
これからも定期的にチェックしますのでよろしくお願いもうしあげます
8月版にアップデートされてるう(・∀・)。表の251のOpusのレートは128でなくて160kbps(VBR)なような気がします。
確認されたらこのコメントは消去下さいませ m(_ _)m
nightwish_daisuki様へ
私の方でいくつかの動画を「foobar2000」に読み込ませて調査してみたところ、128Kbpsだったので128Kbpsで掲載しています。
環境によっても変化すると思われるので160Kbpsなのかもしれません。
日本語のサイトでここまでの調査をしているのは検索した限りでは恐らくnightwish_daisuki様のブログと私のブログだけだと思われます。
私もOpusの情報をnightwish_daisuki様からのコメントで把握するまでは知らなかったので…
リコメありがとうございます。foobar2000で確認されたのですね。ビットレートOpusの場合、ビットレートの値が結構変化していることが観察できます。
こちらの動画は正弦波をアップロードしたもので、恐らくOpusが最も圧縮するのを苦手とするものです。↓
(旧)https://blogs.yahoo.co.jp/nightwish_daisuki/63926189.html
(新)https://ameblo.jp/nightwish-daisuki/entry-12468880489.html
補足しますと、YoutubeのOpusはVBRであるが故に音源によってビットレートにバラつきが出ます。今回のように表にする場合は再生時の実レートを提示すると値が一意に定まりませんので、Encoding Settingを提示するとよいかもしれません。
とはいえYoutubeがどのOpusのバージョンでどのようなSettingでエンコードしているのか情報はありません。
頑張るなら自分でOpusを色々エンコードして、実際にYoutubeの仕上がりビットレートと同じになるようなパラメーターSettingを探る・・・なんて事もできますが、苦労の割に得るものは少ない。
と、書き込みしているうちに128kbps表記で良いと思えてきました(笑) 映像と同じでVBRなので場合によっては2倍のレートになる訳だし(*´∀`)
nightwish_daisuki様へ
VBRは音声によってもかなりの変動があるので数値では表しにくいですね。そのため、便宜上128Kbpsとしています。
エンコード設定を確認するのは手ですね。ただ、情報が無いので手探り状態になりますが。
映像も720pで1.5Mbpsとしてますが、YouTubeが使用しているWebMのVP9形式ではH.265と同等レベルの圧縮効率なのでH.264(MP4)よりもWebM形式の動画の方が綺麗になっています。
新情報があれば適宜更新したいと思いますので、その時にはまたコメントください。
このブログとても参考になりました。
Youtubeで多数の個人音楽家やメディアが
新曲PVだけでなくクラシック音楽を含めたデータを載せている中で、
音質ビットレートの上限量の具体的な制限の内容が参考になりました。
今後の有料化など段階的な開放などの考察もおもしろいです。
PCやスマートフォンなど再生機器が多数ある中でしょうがない部分はあると思いますが、PCで閲覧する個人としてはできるだけ制限なくアップロード及び再生が
可能になればと思います。
[管理人より]
ブログをご覧いただきありがとうございます。YouTubeでは検証結果で3パターンあるのが明らかになっています(1:IE、2:Safari・iOS・Androidアプリ、3:Chrome・edge・Firefox・Android5以降のスマホブラウザ)が、それぞれのブラウザに最適化した結果がこれだと思っています。IE以外では高画質な動画を楽しめますし更にGoogle謹製のChromeなら高音質で視聴できる動画もあるので。
できるだけ多くの人にAACではなくPCMまたはFLACでエンコードする方法が広がってほしいですね。
こんにちわ(*^-^*)。お疲れ様です!!すごく参考になりましたありがとうございます!!bit深度を動画サイトはどこまで再現できているのかを調べているうちにここにたどり着きました・・・。24bitハイレゾレベルの音質、僕の音楽編集ソフトは64bit
floatって無限過ぎるところまで設定できるんですけどしたところで対応できるファイルないんですけどそれらがどこまで落ちるのか疑問でした。いいヒントになりました!!
猫 様
ブログの閲覧とコメントありがとうございます。
現在のYouTubeの仕様だと、AAC-LCまたはOpusに再エンコードされてしまいますが、将来的に対応する可能性があるので高音質でアップロードすることに越したことはありません。
推奨エンコード設定は
映像がMP4(フルHD以上推奨。ただし元動画がそれ以下ならそれに合わせる)
音声がPCMまたはFLAC(AACなら384Kbps)
となっています。
こんにちは。
こちらは数日前に気づきました。IEの360p。
当然、音質も落ちましたねぇ・・・・
720pのMP4動画ファイルは跡形もなく削除されたようです。
IEの切り捨てに他なりませんが、
Youtubeのサーバー容量はだいぶ節約できたでしょうね。
情報ありがとうございました m(_ _)m
nightwish_daisuki様
お久しぶりです。
IEの720P(22)はいつの間にか殆どの動画から削除されてしまったようです。また、推奨ブラウザ一覧からも削除されています。
しかし、4Kでアップロードされた動画のみ残っているようです。
https://www.youtube.com/watch?v=NSxxrhnhjf4
https://www.youtube.com/watch?v=ZKebEyrlzOk
3dydで該当動画を見ると(ダウンロードはしない)MP4の720Pと360Pがあるのが確認できるので完全には無くなっていないようです。
また、非公開希望の方からDASHのMP4もビットレートが下がっているという報告があるので今後調査予定です。
スマホのyoutubeアプリでは、どうしてもopus音声で再生できないものなのでしょうか?
Yura様
ブログの閲覧およびコメントありがとうございます。
また、返信が遅れてしまい申し訳ありません。
Androidでは5.0からOpusがサポートされており、それ以降のAndroid端末のChromeブラウザで開くとVP9(CPUが非対応の場合はMP4)+Opusという組み合わせになります。
では、なぜアプリではVP9(またはMP4)+AACの組み合わせになっているのかは恐らくAndroid4.4以前の端末が影響しているものと思われます。
4.4以前の端末ではOpus音声が再生できないのでこのような対応になっているものと思われます。
よって、スマホでOpus音声を聞きたい場合はブラウザ版を使用することをオススメします。ただし、Android5.0以降であることが条件です。(iOSはそもそも非対応)
こんにちは。
YouTubeの動画をダウンロードしてカーナビでの利用を検討中です。
下記の2つのパターンだとどちらが音質的に有利でしょうか?
①5KPlayer でダウンロード(mp4、AAC128kbps)→ XMedia Recodeでカーナビ再生可能ファイルへ変換(mp4、音質は128kbpsのまま)
②3D Youtube Downloaderでダウンロード(webm、Oups)→ XMedia Recodeでカーナビ再生可能ファイルへ変換(mp4、音質は256kbps)
①はダウンロードしたファイルが128kbpsなのでそのままとしました。
②はダウンロード時のビットレートが150kbps前後と表示されていました。
ダウンロード後はMediaInfoで確認すると「48.0kHz,32ビット,2チャンネル,Oups」と表示されており、ビットレートの記載はありません。
しかしOupsは音質が良いとの情報があり、意図的に256kbpsへ上げてあります。
大変、分かりづらい説明で恐縮ですが、①と②ではどちらが音質的に有利でしょうか?
よろしくお願いします。
berserk様
ブログの閲覧およびコメントありがとうございます。
その条件だと(2)の方が音質が良くなります。なぜならYouTubeのAACは128Kbps/15.8kHzカットであまり音質が良くありません。
(2)のOpus形式は同じ128Kbpsですが、可変ビットレートなので最大で256Kbps近くまで上がります。また、カットオフも20kHzとなっており圧倒的に高音質となっています。
再エンコードで音質が劣化するとはいえ(2)の方が音質が良くなると思います。ただし、Xmedia RecodeのAACはあまり音質が良くないので(MP3・AAC・Opusの音質を比較してみたを参照)一度wav形式でエンコードし、iTunesでエンコードしなおしたほうが良いかもしれません。
RyoElectric様
勉強になりましたm(__)m
色々試してみようと思います。
ありがとうございました。
お久しぶりです。大きな動きがありました。
2020年02月05日前後から一般ユーザーでOpusになる条件
であった2.5Kの縛りが無くなって、誰でも彼でも
アップロードすればOpusが作られて再生可能になりました。
厳密には2019年10月から2.5Kの縛りが無くなって
通常のHD動画をアップロードしてもサーバー上にはOpusが作られて
いる状態となっていたのですが、なぜかブラウザでOpusが再生されず
m4a再生になってしまう残念な状態が2020年02月05日前後まで続いていました。
nightwish_daisuki様
お久しぶりです。
私の方でも確認してみましたが、ほぼ全ての動画でOpus音声が適用されていることを確認しました。
ただ、動画はH.264のままのものが多いようですが…
前は登録者数が1,000人を超えているチャンネルの動画と2.5K画質以上の動画にのみ適用されていたのは分かっていたのですが変更されたようですね。
P.S.遂にInternet Explorerがサポート終了予定のブラウザになったようです。
IEでアクセスすると上部に「このブラウザのサポートはまもなく終了します。快適な視聴をお楽しみいただくためには、ブラウザをアップデートしてください。」と表示されます。
ただし現時点ではDASH:noの18と22が残っていることを確認しています。
(互換表示をIE10にして確認)
勉強になりました。
こちらはYouTube Musicは検証対象外なのでしょうか?
というのもYouTube Music無料会員の場合、アップロードした曲のDASH値は140となってまして、YouTubeの140と同じAAC(128Kbps 、上限周波数15.8kHz)なのか気になりました。
またYouTubeの音声も251ではなく140となっているので、そちらも同様なのか気になりました。
YouTubeのAAC(128kpbs)の上限周波数15.8kHzは、一般的なAAC(128kpbs)の上限周波数より低いらしいので、YouTube Musicでもそこは変わらないのか特に気になった所です。
一般的なビットレートと上限周波数の相関グラフ
http://kobo-aok.jp/is3/image/mp3vsaac_cutf.jpg
青い鳥様
コメントありがとうございます。
YouTube Musicですか。
私も気になるのでどこかで検証してみたいと思います。
ただし、私は有料会員ではないので有料版の検証はできません…
2021/2/24追記
PCの無料版で調べてみたところ、251のOpus形式の音声が再生されるようです。
ビットレートは128kbpsの可変ビットレート、カットオフ周波数は20kHzとなっています。
なお、低音質に切り替えると250なので64kbpsの可変ビットレート、カットオフ周波数は同じく20kHzとなっています。
YouTube Music...すべてかどうか不明ですが、YouTube Musicに出ている音声トラックはその元となる静止画/動画+音声トラックのビデオが通常のYouTubeチャンネルにあります。両者の音声トラックの品位を比べてみました:
最近アップロードされた「New America MARINA」https://www.youtube.com/watch?v=HD00JavclfQ
二つの音声トラックには明らかな違いがスペアナでも聴感でもあります。ビデオの場合(Opus 251)広域は20kHzまできれいに入っていて音質が滑らかです、一方、YouTube Musicの方はm4a(140/141)のようで帯域が16kHzと20kHzに頻繁に切り替わり全体の音量も低めで聴感的にも劣ります。
中島様
お久しぶりです。
YouTube MusicのAAC-LC 256Kbpsは20kHzカットのようですね。
表に追加しておきました。
基本的にはYouTube Musicで聞くよりも通常のYouTubeで聞いた方がOpus音声で高音質のようですね。YouTube MusicもOpusに対応すれば良いのですが…
下手すると有料が無料に負けてしまっているので。
お久しぶりです。またお邪魔します。YouTube Music はAAC-LCの256kbpsですか...スペアナで見ていると16kHzカット(128kbps?)と頻繁に切り替わっています。こちらのネット環境かもしれません。何れにせよ通常YouTubeのOpus(251)の方が聴感的にもよいと思います。
ついでにコロナ禍の最中にアップロードされた優れた音質(演奏も)のビデオをいくつか...
角田健一ビッグバンド 30周年 無観客ライブat紀尾井ホール
https://www.youtube.com/watch?v=7l3N601Ju5k
Chloe Chua plays Mozart’s Violin Concerto No. 2
https://www.youtube.com/watch?v=PqGQTezhl_A
Martha Argerich (2021) plays Ravel – Piano concerto in G major
https://www.youtube.com/watch?v=TJJE7V20gaw
Stage@Seven: Beethoven: Symphony No. 7 – Semyon Bychkov
https://www.youtube.com/watch?v=ZN01VdtVu2k
Chopin: Pianoconcert nr. 2, op.21 – Anna Fedorova & Nordwestdeutsche Philharmonie – Live Concert HD
https://www.youtube.com/watch?v=r5HBECcWzEM
まだ他にもいろいろあります。
中島様
YouTube MusicのAAC-LCのビットレートはこちらを参考にしました。
https://support.google.com/youtubemusic/answer/9076559?hl=ja
低:48kbps AAC
標準:128kbps AAC
高:256kbps AAC
あとは48kbpsの情報が揃えば完成ですが、こちらは何となく想像できます。
かつてのYouTubeアプリで採用されていたものと同じであればHE-AACの16.2kHzカットだと思われるので。
また、PC版だと表の通りYouTube MusicでもOpusが適用されてますね。
AAC-LCは規格が古いのでOpusと比べると低ビットレートではかなり劣ってますね…
詳しくは「MP3・AAC・Opusの音質を比較してみた」をご覧ください。
https://ryoelectric.sakura.ne.jp/wp/mp3-aac-opus_soundquality/
お久しぶりです。今年8月から5.1chにも対応したらしいです。
とはいえ5.1chを作ってアップロードする事はあんまり無いですが・・・
https://stat.ameba.jp/user_images/20221124/18/nightwish-daisuki/d3/b4/p/o0989097515207508869.png
以下、参考リンクです。
■テレビで YouTube を視聴する際に 5.1 サラウンド音声で再生する <公式>
https://support.google.com/youtube/answer/11904456?hl=ja
■YouTubeが5.1chサラウンド再生に対応!
【ファイヤースティック、アップルTV、クロームキャスト他】
https://mymovie.fun/youtube5-1/
nightwish_daisuki様
お久しぶりです。
YouTubeも遂に5.1chに対応したんですね。
ただ、PCでは5.1chは再生できないようなので当方の環境では縁が無さそうです…
AACだけでなく、AC3形式も用意されているようですね。
調査が済み次第反映したいと思います。調査が済んだのでリストに反映しました。
AAC-LCの192Kbps(5.1ch)はカットオフ周波数が設定されていないようです。
そのため22.5kHzまで出ています。
(明らかに384Kbpsよりも高域まで出ているので…)
Youtube Premiumの拡張ビットレートで616が増えていました。
全体的にフォーマットIDが大きく変わっているみたいです。
以下を参考にしてもらえるとありがたいです。
ID EXT RESOLUTION FPS CH │ FILESIZE TBR PROTO │ VCODEC VBR ACODEC ABR ASR MORE INFO
───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
sb2 mhtml 48×27 0 │ mhtml │ images storyboard
sb1 mhtml 80×45 1 │ mhtml │ images storyboard
sb0 mhtml 160×90 1 │ mhtml │ images storyboard
233 mp4 audio only │ m3u8 │ audio only unknown [ko] Default
234 mp4 audio only │ m3u8 │ audio only unknown [ko] Default
599 m4a audio only 2 │ 752.00KiB 31k https │ audio only mp4a.40.5 31k 22k [ko] ultralow, m4a_dash
600 webm audio only 2 │ 853.64KiB 35k https │ audio only opus 35k 48k [ko] ultralow, webm_dash
139 m4a audio only 2 │ 1.16MiB 49k https │ audio only mp4a.40.5 49k 22k [ko] low, m4a_dash
249 webm audio only 2 │ 1.22MiB 51k https │ audio only opus 51k 48k [ko] low, webm_dash
250 webm audio only 2 │ 1.60MiB 67k https │ audio only opus 67k 48k [ko] low, webm_dash
140 m4a audio only 2 │ 3.09MiB 130k https │ audio only mp4a.40.2 130k 44k [ko] medium, m4a_dash
251 webm audio only 2 │ 3.09MiB 130k https │ audio only opus 130k 48k [ko] medium, webm_dash
17 3gp 176×144 8 1 │ 1.87MiB 79k https │ mp4v.20.3 mp4a.40.2 22k [ko] 144p
597 mp4 256×144 15 │ 729.45KiB 30k https │ avc1.4d400b 30k video only 144p, mp4_dash
602 mp4 256×144 15 │ ~ 2.06MiB 84k m3u8 │ vp09.00.10.08 84k video only
598 webm 256×144 15 │ 523.22KiB 21k https │ vp9 21k video only 144p, webm_dash
394 mp4 256×144 30 │ 1.45MiB 61k https │ av01.0.00M.08 61k video only 144p, mp4_dash
269 mp4 256×144 30 │ ~ 4.07MiB 167k m3u8 │ avc1.4D400C 167k video only
160 mp4 256×144 30 │ 1.00MiB 42k https │ avc1.4D400C 42k video only 144p, mp4_dash
603 mp4 256×144 30 │ ~ 3.83MiB 157k m3u8 │ vp09.00.11.08 157k video only
278 webm 256×144 30 │ 1.73MiB 73k https │ vp09.00.11.08 73k video only 144p, webm_dash
395 mp4 426×240 30 │ 2.50MiB 105k https │ av01.0.00M.08 105k video only 240p, mp4_dash
229 mp4 426×240 30 │ ~ 6.13MiB 251k m3u8 │ avc1.4D4015 251k video only
133 mp4 426×240 30 │ 1.66MiB 70k https │ avc1.4D4015 70k video only 240p, mp4_dash
604 mp4 426×240 30 │ ~ 6.54MiB 268k m3u8 │ vp09.00.20.08 268k video only
242 webm 426×240 30 │ 2.63MiB 110k https │ vp09.00.20.08 110k video only 240p, webm_dash
396 mp4 640×360 30 │ 4.99MiB 210k https │ av01.0.01M.08 210k video only 360p, mp4_dash
230 mp4 640×360 30 │ ~ 12.33MiB 505k m3u8 │ avc1.4D401E 505k video only
134 mp4 640×360 30 │ 3.18MiB 134k https │ avc1.4D401E 134k video only 360p, mp4_dash
18 mp4 640×360 30 2 │ ≈ 6.41MiB 263k https │ avc1.42001E mp4a.40.2 44k [ko] 360p
605 mp4 640×360 30 │ ~ 13.15MiB 539k m3u8 │ vp09.00.21.08 539k video only
243 webm 640×360 30 │ 4.95MiB 208k https │ vp09.00.21.08 208k video only 360p, webm_dash
397 mp4 854×480 30 │ 9.25MiB 388k https │ av01.0.04M.08 388k video only 480p, mp4_dash
231 mp4 854×480 30 │ ~ 17.74MiB 727k m3u8 │ avc1.4D401F 727k video only
135 mp4 854×480 30 │ 5.10MiB 214k https │ avc1.4D401F 214k video only 480p, mp4_dash
606 mp4 854×480 30 │ ~ 22.06MiB 904k m3u8 │ vp09.00.30.08 904k video only
244 webm 854×480 30 │ 7.70MiB 323k https │ vp09.00.30.08 323k video only 480p, webm_dash
22 mp4 1280×720 30 2 │ ≈ 13.52MiB 554k https │ avc1.64001F mp4a.40.2 44k [ko] 720p
398 mp4 1280×720 30 │ 18.47MiB 776k https │ av01.0.05M.08 776k video only 720p, mp4_dash
232 mp4 1280×720 30 │ ~ 31.68MiB 1298k m3u8 │ avc1.4D401F 1298k video only
136 mp4 1280×720 30 │ 10.11MiB 425k https │ avc1.4D401F 425k video only 720p, mp4_dash
609 mp4 1280×720 30 │ ~ 41.49MiB 1700k m3u8 │ vp09.00.31.08 1700k video only
247 webm 1280×720 30 │ 15.42MiB 648k https │ vp09.00.31.08 648k video only 720p, webm_dash
399 mp4 1920×1080 30 │ 33.85MiB 1422k https │ av01.0.08M.08 1422k video only 1080p, mp4_dash
270 mp4 1920×1080 30 │ ~116.12MiB 4756k m3u8 │ avc1.640028 4756k video only
137 mp4 1920×1080 30 │ 45.46MiB 1909k https │ avc1.640028 1909k video only 1080p, mp4_dash
614 mp4 1920×1080 30 │ ~ 67.88MiB 2780k m3u8 │ vp09.00.40.08 2780k video only
248 webm 1920×1080 30 │ 35.59MiB 1495k https │ vp09.00.40.08 1495k video only 1080p, webm_dash
616 mp4 1920×1080 30 │ ~139.39MiB 5710k m3u8 │ vp09.00.40.08 5710k video only Premium
コメントありがとうございます。
貴重なデータをありがとうございます。
最近、一部の動画でYouTube Premium専用の1080pが追加されているのは確認しているのですが、当方Premium未加入のため調査できずにいます。
今後改めて調査してみようと思います。
H.264の720pで音声とセットになった「22」がしばらく前から消えてるような気がするのは私だけでしょうか?
youtubeが720p化した2007年頃?から使われてたかなり老舗のフォーマットですが。
通りすがり様
ブログの閲覧およびコメントありがとうございます。
どうやら22は消えているみたいですね。
現時点で18は残っているようです
18とか22はMPEG-DASHに対応していないInternet Explorerやios版Safariのために残っていたので役目を終えたんだと思います。
720pの対応は2007年からで間違いなさそうです
https://japan.cnet.com/article/20361137/
しばらくぶりです。1年くらい前からちらほら見えていた?「一定音量」について裏ではけっこうな違いがあったので報告します。一定音量のデータはYoutubeサーバーに別ファイルで配置されていました。詳細はブログにて・・・。
https://ameblo.jp/nightwish-daisuki/entry-12874211781.html
nightwish_daisuki様
お久しぶりです。ブログ拝見しました。
音量を上げたものは別ファイルなんですね・・・
逆に音量を下げたものはリプレイゲインで対応しているんですね。
YouTubeはサーバーリソースを割けるからなのか1動画あたりのデータがとにかく多いんですよね。
HDR対応動画も別データですし。