[分解] パナソニック パルックボールプレミア EFD15EN/10H

今回はパナソニックの電球形蛍光灯“パルックボールプレミア”のEFD15EN/10Hを分解しました。

外観

D型の電球形蛍光灯なので、蛍光管が剥き出しとなっています。

Panasonic
EFD15EN/10H ナチュラル色
パルックボールプレミア

(PS)E ME ML 100V 10W S-JET
調光器付器具や非常用器具、水銀灯器具などでは絶対に使用しないでください。
インドネシア製

頂部です。中心部が少し太くなっています。

口金です。パナソニック製ということもあり厚めの金属でできています。

ロット番号は「9B18A」とあるので2009年2月18日製造のようです。

点灯させてみました。蛍光灯は管全体が発光するのでほぼ全方向が照らせています。

分解

ここからは分解です。

【注意】
この製品はガラスでできています。怪我や事故の原因となるので真似をしないようお願いします。
真似したことによって怪我や事故が起きても管理人は責任を負いません。

まず、蛍光管を外していきます。

隙間にマイナスドライバーを挿入し、てこの原理で少しずつ持ち上げていきます。

しかし、口金を外さないと基板は外すことができません。

2か所ある半田付けを外し、隙間にマイナスドライバーを挿入して少しずつ外していきます。

外せるとこのようになります。

ボディはPBT(ポリブチレンテレフタレート)樹脂製のようです。

基板の表面です。抵抗、電解コンデンサ、インダクタ、フィルムコンデンサ、パワーICが実装されています。

R1は抵抗で、恐らくヒューズ抵抗です。

緑・紫・金・金で5.7Ωとなっています。

CD1とCD2は電解コンデンサです。

ルビコン製の160V 11μF BXA(K) A0846 105℃ 10000時間定格品が実装されています。

NFはノイズフィルターです。

1mHのインダクタが実装されています。

L1はインダクタです。詳細は不明です。

IC1はハーフブリッジパワーICです。

オランダ NXP Semiconductor製のUBA2024Pが実装されています。

パワートランジスタやMOSFETが見当たらないのでスイッチング機能も含まれているようです。

C6はフィルムコンデンサです。

182で1800pFのものが実装されています。

TP1-TP4は蛍光管の接続部です。

ワイヤラッピングと半田付けで接続されています。

蛍光管の根元はこのようになっています。

基板の裏面です。ブリッジダイオード、ダイオード、トランジスタ、チップ抵抗、チップコンデンサが実装されています。

BDはブリッジダイオードで、689Eと刻印されているようですが詳細は不明です。

D3はスイッチングダイオードで、パナソニック製のMA2J111(1B) 80V 100mA定格品が実装されています。

ZD1はツェナーダイオードで、パナソニック製のようですが詳細は不明です。(14-)

Q1はチップトランジスタで、パナソニック製の2SB0709A(BR) 45V コレクタ電流100mA定格品が実装されています。

Q2は詳細不明です。

すべて分解するとこのようになります。

基板の部品を外しました。

後期の電球形蛍光灯なので部品が少なくなっています。

2009年10月21日にはパナソニック初のLED電球「EVERLEDS LDA7D-A1/LDA7L-A1」が発売されています。

よって電球形蛍光灯はこれが末期の方のものとなっています。

パナソニックから最後に発売された電球形蛍光灯は「パルックボールプレミアクイック」で、2008年7月1日に登場しています。
中心部に白熱電球を搭載することで、点灯時の照度の低さを改善したものです。

今回は以上です。

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