三菱ダクト用換気扇 VD-13ZCD5-RCからVD-13ZVC5に交換

今回は、天井のダクト用換気扇を自分で交換してみました。

公式サイト

【警告】
今回の工事では、電線を直結する部分があるため電気工事士の資格が必要です。
また、結線を誤ると故障や感電の可能性があります。

今回のブログに使用している写真はブレーカーを落とした状態で撮影しているため、見づらいものがありますが予めご了承ください。

外観

まずは外箱です。上部には注意書きが記載されています。

前面には以下のように記載されています。

MITSUBISHI ELECTRIC
三菱ダクト用換気扇
VD-13ZVC5
形名コード 533 Y97
P-02TK据付可
三菱電機株式会社

埋込寸法 □205mm
接続パイプ φ100mm
定格電圧 AC100V

側面には
三菱ダクト用換気扇
VD-13ZVC5
形名コード 533 Y97
と記載されています。

蓋を開けたところには結線図が記載されています。

結線を誤ると故障の原因になります。

開けると、まず型番が刻印された段ボールが現れます。中身は前面カバーです。

本体です。箱にそのまま入っています。

中身をすべて取り出すとこのようになります。

前面カバーです。上部には型番が印字されています。

設計上の標準使用期間は15年となっています。

カバーの裏側には固定用のバネが設置されています。

本体上部です。銀色の部分はモーターです。

こちらが前面(下部)となります。

シロッコファンは白いプラスチック製です。

左側には形名や仕様が記載されたシールが貼られています。

形名 VD-13ZVC5
(PS)E 三菱電機株式会社 100V
10.7W(最大) 50-60Hz
製造年月・番号 202104

210421とあるので2021年4月21日製造のようです。

なお、定格消費電力はDCモーターなので50/60Hzともに弱で1.8W、強で3.3Wとなっています。

ダクト接続面です。この部分は取り外しができます。

取り外すとこのようになります。

取り付け

取り付けにはアルミテープが必要なので予め用意しておいてください。

幅広のもののほうが使い勝手が良いです。

まずは古い換気扇を外します。

交換前の換気扇は同じ三菱電機製の「VD-13ZCD5-RC」です。
ACモーターなので消費電力は50Hzで17W、60Hzで19Wとなっています。

後継品はVD-13ZCD12となっています。

カバーの裏側はこのようになっています。

20年以上経過しているので劣化が進んでいます。

写真が暗いですが、まずは8本のネジを外します。

外したら、横に付いているネジを落下に注意して外します。

このとき、配線を外しておくことを推奨します。

必ずブレーカーは切っておきます。

ネジを外し、爪を引きながら引っ張ると本体が外れます。

ダクトに付いているアルミテープを剥がします。

内部をできる範囲で清掃します。

新たな換気扇のダクト接続部を取り付けます。

取り付けたらアルミテープを巻きます。

ダクト接続部を桟に固定します。左右に3mm程度の隙間が空くように設置します。

設置後は中央の穴にネジを入れて固定します。

本体を上に持ち上げて取り付けます。ダクト接続部にカチッと音がして嵌ります。

嵌ったら説明書で指定された5ヶ所をネジ止めします。

今回は既存の換気扇からの交換なので風量は固定としています。

強で使用する場合は、共通に非接地側(黒)、強に接地側(白)を接続します。
弱で使用する場合は、共通に非接地側(黒)、強と弱に接地側(白)を接続します。

風量切換型のコントロールスイッチを接続する場合は取扱説明書の結線図を参照してください。

結線が正しいことを確認して、ブレーカーを上げます。

スイッチを入れて正常に回ることを確認します。

最後に前面カバーを取り付けて完了です。

ティッシュペーパーを近づけて正常に吸えていることを確認します。

画像のようになればOKです。

取り付けについては以上です。

DCモーター搭載なので動作音が非常に静かです。聞こえてくるのは風切り音となっています。

また、消費電力が小さいので24時間換気に向いています。

旧機種(閲覧注意)

ここからは旧機種について触れます。
埃が凄いので閲覧には注意してください。

前面です。シロッコファンは金属製です。そのため重量が重く、ネジが8本+1本となっています。

ダクト接続部を外した状態です。長年の埃が蓄積されています。

上部です。ACモーターなのでモーターが大きいです。

ダクト接続部です。ここもかなりの埃が溜まっています。

換気扇側です。この製品は電気シャッターなので作りが若干異なっています。

側面には電気シャッター用のモーターが搭載されています。

モーターは三菱マテリアル製の「MT8-DU」が使用されています。
現在は後継品のMT8-DUA(日本電産サンキョー製)になっています。

MT8-DU
0424:
100VAC 3W 50/60Hz
4.2/5 R.P.M CW
MITSUBISHI MATERIALS JAPAN

電気シャッター式だと1機種しかなく選択肢が無いので風圧シャッター式のものから選択しました。

風圧シャッター式は強風時に換気できなくなることがあるので、定風量制御の付いているDCモーター機を選択しました。

そのためこの機種を取り付けました。

今回は以上です。

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