今回は、“パナソニック LED電球プレミアX LDA5L-D-G/S/Z4 AN”のLED基板を使用してLEDライトを自作してみました。
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最後に重要事項を書いてありますので必ず最後まで閲覧してから製作に取り掛かるようにしてください。
この記事を元に製作してLEDが故障したり、DC-DCコンバーターが故障しても管理人は責任を負いません。
LED素子の仕様
メーカー | 韓国 ソウル半導体 |
シリーズ | SunLike(紫色LEDを青色LEDに変更したカスタム品) |
色温度 | 2700K |
Ra/CRI | 95 |
最低光束(lm) | 83.2 |
定格光束(lm) | 89(150mA時) |
効率(lm/W) | 93(150mA時) |
Vf(V) | 6.2(最低)-6.6(最高) |
If(A) | 150mA |
まずはLED基板をLED電球から取り外し、直列から並列に接続しなおします。
パターンをカットし、並列接続になるようにします。
※使用するDC-DCコンバーターの容量によっては直列接続のまま使用することもできます
今回は、小型の箱にアルミテープを貼って放熱部の代わりにしてみました。
箱にLED基板を固定します。
こちらもLED電球から取り外したグローブを取り付けます。
LED電球の電源基板に付いている部品のうち、接続部以外の部品を全て撤去します。
パターンを確認し、プラスとマイナスに銅線を半田付けします。
回路図です。電圧計や白色LED、抵抗は省略することもできます。
【注意】
- スイッチは2A以上の電流を流せるものを使用する
- 配線はできるだけ太いものを使用する
- DC-DCコンバーターの出力側とLEDの間に適切な容量のヒューズを入れることを推奨する
左から順に
- 単3×4本電池ボックスとスイッチ
- 電圧計(100円ショップの乾電池チェッカーのもの)
- 白色LEDと1kΩ抵抗
- XL6009-E1 昇圧型DC-DCコンバーター
- LED電球の基板の部品を外して加工したもの
をそれぞれ回路図の通りに接続していきます。
電圧計の裏側に白色LEDを入れて見やすくしています。また、電圧が低くなるとLEDが暗くなるので視覚的に分かりやすくしています。
箱の内側にそれぞれの部品を取り付けていきます。
全て取り付け終わるとこのようになります。
LEDを光らせてみました。
乾電池式なので様々な場所で使用することができます。
実験の関係で並列接続に変更しましたが、40W相当のLED電球を使用し、DC-DCコンバーターにXL6009を使用する場合は直列接続で使用することを強く推奨します。(ただし電解コンデンサの耐圧に注意)
このDC-DCコンバーターは入力電圧が4Vを下回ると出力電圧が暴走してしまうことがあるため、6VのLEDを破壊してしまうことがあります。
この写真を撮影した後に壊れてしまったのでLEDを60W相当のものに変更しました。
今回は以上です。