今回は、オーム電機が2023年9月頃に発売した充電式COBライト(ダイソー扱い)を分解します。
【警告】
この製品にはリチウムイオン電池が使用されています。発火や破裂等の危険性がありますので、真似をしないようお願いいたします。事故が発生しても管理人は責任を負いません。
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外観
前面です。似たような形状のものが様々なメーカーから発売されていますが、こちらはプラスチック製となっています。
ダイソーにて税込330円で購入しました。
背面には磁石が付いているので鉄製のものに取り付けて使うことができます。
左側には型番が印字されています。型番はLH-CT25A5です。
製造は2023年7月だと思われます。
また、簡易スタンドが付いており置いて使うこともできます。
右側です。充電コネクタがあります。
USB Type-Cの充電器で充電できます。PCやUSB PD規格の充電器には接続しないでください。
充電器を接続すると、赤いランプが点灯します。満充電になると緑に変わります。
左側には電源・モード切替ボタンがあります。押すごとに強→弱→点滅→消灯と切り替わります。また、長押しするとブーストモードになります。
COBタイプのLEDは、横6個×縦5個の計30素子実装されています。
切り替え(ブースト→強→弱→点滅)の様子を動画撮影しました。100Hzのデューティー比を変更して点灯しているため、明らかなチラつきがあります。
※点滅にご注意ください。
スペクトルメーター(セコニックC-800)で測定しました。
CCTが6351Kなので、光色としては昼光色相当になります。Raは70.3となっています。
青色LEDに黄色の蛍光体を使用した疑似白色LEDなので、青と黄色が強く出ているのが分かります。
このタイプのLEDの特徴として、R9の値がマイナスになります。また、全体的な演色評価数が低いです。
TM-30-18です。正円に近いほど良いのですが、見事なまでに楕円形になっています。
昼光色相当ということもあり、青みが強めです。ただ、下記の製品よりは遥かに色が良いです。
分解
分解するには、背面の隙間にマイナスドライバーを挿入し、てこの原理で少しずつ接着を外していきます。この時、一気に行うとリチウムイオン電池に負荷が掛かり危険です。
カバーが外れました。
COB-LEDです。Y33-30と刻印されていますが、恐らく3.3V定格の30素子という意味だと思われます。
LEDの下にはリチウムイオン電池が入っています。
その下に基板が入っています。
基板ははめ込まれているだけなので、隙間にマイナスドライバーを入れて持ち上げると外れます。
左はLED部のカバー、中央は外枠、右側はケースになります。
リチウムイオン電池は、横幅が30mm
縦幅が20mm
厚さが5mmとなっています。
裏面にも何も印字がされていませんが、大きさからしてスペック通りの200mAh定格品です。
なお、保護回路は基板に搭載されているので生セルとなっています。
COB-LEDの裏側にはリチウムイオン電池に直接熱が伝わらないようにスポンジが取り付けられています。
乾電池2本(3V)を繋ぐと薄暗く点灯します。定格電圧が3.3Vなので少し電圧不足です。
基板表面です。片面実装なのでこちらにすべての部品が実装されています。
なお、回路番号がシルク印刷ではなく、レジストを剥がして記載されています。
Q1はチップトランジスタで、S8050 NPN 40V 500mA定格品が実装されています。
バッテリーマネジメントICです。中国 Lowpower Semiconductor Co.,Ltd製のLP4057B6Fが実装されています。
マイクロコントローラーICです。このICは表面に印字がありません。
裏面に印字があります。PSOG REASC3000 2319と印字されていますが詳細は不明です。
PWM調光の制御を行っています。
回路番号はU1となっています。
基板裏面です。片面実装なのでこの面には何も実装されていません。基材はガラスエポキシとなっているようです。
全て分解するとこのようになります。低コストで製造できるようにネジが1本も使用されていません。
最小限の部品で製造できるように設計されているので330円という値段で販売できるようです。ただ、過充電防止回路はあるものの、過放電防止回路が入っていないので長期間放置するとバッテリーが駄目になります。
また、PWM周波数が低いためこのライトで照らしながらカメラで撮影しようとすると、うまく撮影することができません。
明るさ変更はデューティー比を変更することで行っていて、周波数は100Hz固定となっています。
今回は以上です。



































