2017年初の記事となる今回は、IKEAのLED電球を分解してみました。(分解自体は過去にしていたものの、記事を書いていなかったものです)
今回分解するのは、IKEA LED1333G7(電球色・CRI80)です。
購入当時(2015年3月)は2個で税込599円でした。
寿命は15000時間と短いです。現在はLEDAREではなくRYETシリーズが後継品となっています。演色性能はCRI=Ra80となっています。
型番は
LED1333G7 E26 6.3W 2700K 400lm 118mA
100V 50/60Hz MADE IN CHINA 21633
IKEA of Sweden AB,SE-343 81 Almhult
と記載されています。
グローブ部とLED基板:LEDには2素子直列の6V×5直列で約30Vが流れています。
LED基板と電源基板との接続端子は半田付けされてなく、差込式になっています。
放熱部外側は放熱性プラスチックとなっています。この構造では放熱性能が低いと思われます。
プラスチック製の放熱部の内側には放熱と強度確保のためアルミ板が貼り付けられています。
アルミ基板はかなり厚めのものが使われています。
ヒューズ抵抗は茶・黒・黒・金で10Ωとなっています。
基板表面には上から順にヒューズ抵抗(10Ω)、セラミックコンデンサ(容量不明)、コイル、AiSHi 200V6.8μF 電解コンデンサ、AiSHi 50V10μF 電解コンデンサ、トランスが実装されています。基板下部の端子はLED基板に繋がっています。
50V10μFの電解コンデンサ 中国AiSHi製 50V10μF
・200V 6.8μF 電解コンデンサの拡大
AiSHi CD11GAS 105℃ 1406Y(←2014年6月製造品を表していると思われます)の記載があります。
基板裏面には、上からブリッジダイオード、ダイオード、LEDドライバICやチップコンデンサと抵抗がいくつか実装されています。
今回は以上です。