今回は、2023年末頃からダイソーで販売されている“人感・明暗センサーLEDライト”を分解・検証してみました。
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外箱
まずは外箱です。日本語と英語で記載されています。
LEDが暖色(電球色)のものと、白色(昼光色)のものがあります。
点灯保持時間は約20秒、最大連続点灯時間は約7時間となっています。
注意書きのほかに、リチウムイオン電池を使用しているため、高温(40℃以上)になる場所での使用は危険です。
本体
点灯面です。中央には人感センサーが付いています。
その周りの半透明の部分が光ります。
電源スイッチです。使用しないときはOFFにしておきます。
充電用microUSBポートです。USB Type-Cではありませんのでご注意ください。(5V500mAの電源が必要です)
裏面にはフック穴とマグネットがあります。両面テープを剥がすと壁面に取り付けることができます。
点灯させてみました。LEDがほんのりと点灯します。
全光束18lmということもあり、明るめの常夜灯といったところです。
点灯の様子を動画で撮影しました。ライトから離れて約20秒程度で消灯します。
分解
【注意】
この製品にはリチウムイオン電池が使用されています。分解には危険を伴いますので真似をしないようお願いします。管理人は怪我や事故が発生しても責任を負いません。
まずは、隙間に爪やマイナスドライバーを挿入し、てこの原理でカバーを外します。
接着剤が使用されていないので簡単に外すことができます。
カバーを外すとこのように別れます。
カバーの裏側です。爪が本体側に嵌ることによって固定されています。
本体側の基板です。中央の人感センサーが目立ちます。
人感センサーの先端に付いているカバーを外しました。中国で多く出回っているものが使用されていると思われます。
LEDの拡大写真です。20mA・1チップの一般的なものが使用されています。
LED1個あたりの電圧は2.71Vとなっており、8個が並列接続になっています。
LEDを点灯させるとこのような感じです。電球色タイプなので温かみのある光色です。
microUSBケーブルを接続しました。充電中は赤色LEDが点灯します。(充電が終わると消灯します)
本体から基板を外しました。こちらもネジを使わずに爪で固定されています。
基板です。回路は大きく別けて3パターンになります。
- 充電制御回路(右下)
- バッテリー保護回路(左下)
- 人感センサー・LED制御回路(左中央)
まずは充電制御回路です。充電中に点灯する赤色LEDとIC、コンデンサが2つ、抵抗が3つ実装されています。
U1は充電制御ICで、LTH7U 最大入力電圧7V バッテリー電流最大500mA(入力電圧は5V・電流は500mAが推奨)が実装されています。
複数のメーカーで製造されているICのようです。
バッテリー保護回路です。
基板型番はKQ-YD1、基板バージョンは1.0、2023年4月28日に設計されたようです。
ICが1つ、コンデンサと抵抗が1つずつ実装されています。
U2はバッテリー保護ICで、CM1125-BAC 中国SHENZHEN ICM MICROELECTRONICS CO., LTD製 過充電、過放電、過電流保護機能搭載 単セルバッテリー用が実装されています。
満充電時のバッテリー電圧は4.11Vとなっています。ICの制御が適切に機能しています。
人感センサー・LED制御回路です。ICが1つ、フォトダイオード(明暗センサー)が1つ、トランジスタが1つ、コンデンサが4つ、抵抗が9つ実装されています。
明暗センサーはフォトダイオードが担っています。
U3は動態検知常夜灯ICで、HS6601L 中国Suzhou Huaxin Micro-electronics Co., LTD製 IC消費電力20μA 遅延時間タイマー内蔵が実装されています。
HS6601には末尾LとHがあり、動作電流などに違いがあります。
Q1はトランジスタで、マーキングは33Yとなっています。
基板裏面です。片面実装なのでリチウムイオン電池以外は実装されていません。
リチウムイオン電池です。
KJ 402030 3.7V 200mAh 2309
寸法=高さ4mm×縦20mm×横30mmとなっています。
表面に戻してLEDを点灯させてみました。
低電流で点灯させているので、かなり薄暗いです。
全て分解するとこのようになります。
税込330円で販売できるように無駄が徹底的に省かれています。
人感センサーが付いていてかつ充電式でこの価格は凄いです。ダイソーでは充電式COBライト(オーム電機製)も同じ税込330円で販売されていますがそちらも凄いです。
今回は以上です。
わかりやすく詳しい解説、参考になりましたので
引用、紹介させていただきました♪
ありがとうございました。
(紹介記事)
https://n-shinichi.hatenablog.com/entry/2024/08/11/085502
しん様
コメント及びブログの紹介ありがとうございます。
330円で人感センサー付きかつ充電式のライトが販売できるのが恐ろしいですよね。
流石は中国ですね。
このブログでも一部紹介していますが、最近のダイソーは高コストパフォーマンスな商品が多くなってますね。
(ブログにコメントするにはアカウントが必要なようなので、こちらでの返信とさせて頂きます)
RyoElectric様
いえ、こちらこそ、ありがとうございます。です ^^
ほんと、中国すごい! 恐るべしですね。