今回は、中国 レノボ傘下のモトローラ・モビリティが販売しているスマートフォンの「moto g52j 5G」を紹介していきます。
モトローラが初めて日本市場に特化して開発したスマートフォンになります。そのため、おサイフケータイや防水・防塵に対応しています。
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まずは内容物です。
本体、TPUケース、moto care案内、保証規定、使用ガイド、SIM取り外しピンが入っています。
外箱にはACアダプターやUSBケーブルが入るスペースはありますが付属しません。
外箱です。
前面には大きくモトローラのロゴとmoto g52j 5Gの文字、背面には主な特徴が記載されています。
底面には管理シールが貼られています。
モデル型番はXT2219-1となっています。
カラーはインクブラックとパールホワイトの2色展開です。
本体です。高さ171.0mm×幅76.8mm×厚さ9.1mmなので縦長のスマートフォンとなっています。
インカメラはパンチホール式となっています。
右側にはGoogleアシスタントボタン、音量上下ボタン、電源ボタン兼指紋センサーが付いています。
最近は画面内指紋認証センサーが増えていますが、反応が悪く使い勝手が悪いです。
それに対して、こちらの指紋センサーは瞬時に認証してロックを解除できるのでとても使い勝手が良いです。
背面です。左上のアウトカメラが目立ちます。
上がメインカメラ、中が広角カメラ、下がマクロカメラとなっています。
背面の素材はガラスではなくプラスチックなので傷が付きやすいです。そのため、保護ケースを付けて使用することを推奨します。
左側です。左上にSIMトレーがあり、nanoSIMが1枚とmicroSDカードが1枚入ります。
なお、DSDV対応機種ですが片方はeSIMとの組み合わせになります。
ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルとそのMVNO回線に対応しています。(利用したい回線の動作確認情報をチェックしてください)
底面です。φ3.5mmステレオミニジャック、USB Type-C端子、モノラルスピーカーが付いています。
ミニジャックが付いているので有線イヤホンが使用できます。
また、ドルビーアトモス対応なので音質もかなり良いです。
ホーム画面です。ピュアAndroidを謳っているだけあって、Pixelに近い感じになっています。
120Hz液晶ディスプレイを搭載しているので動作はサクサクです。
左はASUSのZenfone 8、右が今回紹介しているMotorolaのmoto g52j 5Gです。
Zenfone 8は小型機種なので明らかに大きさが違います。
特に縦方向が大きいので人によっては持ちにくいと思われます。
逆に大きい分重量が分散されるので持った感じはそこまで重くは感じません。(206g)
縦長なので1スクロールで表示される情報量が多いというメリットがあります。
アプリ一覧です。(後からインストールしたアプリは加工で消しています)
モトローラのアプリが7つほど入っているだけで、あとはGoogleのアプリとなっています。
このアプリの少なさもサクサク動く理由だと思います。
初期状態でのAndroidバージョンは11となっています。
すでに12が登場しているので珍しいです。
ハードウェア情報です。
RAMは6GB
ROM(ストレージ)は128GB
ディスプレイは2460×1080
カメラは前面が1300万画素、背面がメイン:5000万画素、広角:800万画素、マクロ:200万画素
NFC:対応(FeliCa対応)
デュアルSIM:対応(DSDV)
CPUはQualcommのSnapdragon 695 5G(2.2GHz×2/1.8GHz×6 6nm)を搭載しています。
性能的にはSnapdragon 845以上855以下のようです。
「Motoアプリ」です。このアプリでは独自機能の設定や確認ができます。
「インタラクティブ壁紙」アプリです。壁紙を一覧から選択することができます。
「デバイスのヘルプ」アプリです。端末の情報表示やデバイス診断を行うことができます。
「Dolby Atmos」アプリです。音質に関する設定を行うことができます。
「FMラジオ」アプリです。
一見普通のアプリですが、なんと録音することができます。
録音したデータをパソコンで再生してみました。
AAC-LC形式の128kbpsで録音されています。
FMラジオは15kHzカットなので必要十分な音質です。
最後に、ゲーム(アスファルト9)の動作状況です。
軽めのゲームであれば動画のようにサクサク動作します。
仕様
初期OS | Android11(ピュアAndroid) |
プロセッサ | Qualcomm Snapdragon 695 5G 8コア(2.2GHz×2+1.8GHz×6)6nm |
センサー | 加速度計、近接センサー、環境照度センサー、ジャイロセンサー、eコンパス |
メモリ(RAM) | 6GB |
ストレージ(ROM) | 128GB |
セキュリティ | 指紋認証、顔認証 |
バッテリー | 5000mAh・充電15WTurboPowerチャージ |
ディスプレイ | 6.8インチ 2460×1080 IPS液晶 120Hz駆動 |
サイズ | 高さ171.0mm×幅76.8mm×厚さ9.1mm |
インターフェース | 3.5mmヘッドセットジャック、USB Type-C(USB2.0) |
質量 | 約206g |
防水防塵 | IP68 |
カラー | パールホワイト、インクブラック |
カメラ | 前面:1300万画素、背面 メイン:5000万画素、広角:800万画素、マクロ:200万画素 |
対応バンド | 5G:n3/n28/n77/n78 4G:Band1/2/3/8/18/19/28/38/41/42 3G:W-CDMA Band1/2/5/8/19 2G:GSM 850/900/1,800/1,900MHz |
対応キャリア | ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルとそのMVNO回線 |
SIMタイプ | nanoSIM×1+eSIM×1(DSDV対応) |
NFC | おサイフケータイ対応 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、テザリング |
Bluetooth | 5.1 |
位置情報 | GPS, A-GPS, LTEPP, SUPL, GLONASS, Galileo |
総評
税込39,800円と手軽に購入できる価格のスマートフォンですが、サイズが大きい点を除き非常に使い勝手のいいスマートフォンになっています。※現在は生産終了となっています。
中国メーカー製のスマートフォンだとカスタムOSになっていることが多く使いにくいことがありますが、モトローラはピュアAndroidなので使いやすいものになっています。
あとは保護フィルムや保護ケースのラインアップが充実するともっと良いのですが…(管理人は選ぶのに苦労しました)
今回は以上です。