[分解] アオヤギ チャージングラジオ(手回し発電)

今回は、アオヤギコーポレーションが販売していた手回し式のチャージングラジオを分解しました。

【注意】
分解すると、元に戻せなくなる可能性があります。
そのため、必ず不要な製品にて行うようお願いします。
また、分解したことにより発生した事故や怪我について管理人は責任を負いません。

公式サイト

製品紹介

まずは外箱です。

LEDライト、携帯電話充電機能、AM/FMラジオ、緊急アラーム機能が付いています。

本体と付属品です。

充電用のコードは両側が同じ端子になっています。

携帯電話用のアタッチメントです。docomo/au/SoftBankの携帯電話と、microUSB端子のスマートフォンに対応しています。

LEDライトです。

3灯モードです。

1灯モードです。スイッチで切り替えることができます。

上部のスイッチ類です。

左から時計回りにライト3灯/オフ/1灯、AM/FM切り替え、チューニング、音量、ラジオ/アラーム切り替えスイッチです。

左側には3.5mmイヤホンジャックと、携帯充電用の出力端子が付いています。

下部にはダイナモ発電用のハンドルとスピーカーが付いています。

ダイナモハンドルを時計回りに回して充電します。

右側には何もありません。

底面にはFMアンテナが付いています。

分解

ここからは分解です。

まずはLEDライトを分解しました。

ねじ込みになっているので、回して外します。

レンズと反射板が一体になっています。

LED基板です。

φ5mmの砲弾型LEDと10Ωの抵抗が3つずつ実装されています。

続いて本体を分解していきます。

背面にあるネジをドライバーで外していきます。

前面のダイヤルにも隠しネジがあるので外します。

すると、このように上下が分離します。

下部にはメイン基板やダイナモ用モーターが実装されています。

基板下の黒い部分はギアユニットです。

充電池です。

中国 SORBO社製の3.6V 80mAhが使用されています。

外装を剥がしてみました。

LR44と同等サイズの充電池が3つ直列に実装されています。

1.2V×3直列で3.6Vとなります。

スピーカーはXYと記載されている16Ω 0.25W品が使用されています。

ギアボックスを外します。

反対側にはダイナモハンドルとの接続部があります。

FMアンテナも本体から外しました。

ギアボックスの内部です。大きな負荷が掛かるため、大きめのギアが使用されています。

ダイナモモーターには中国 SORBO社製のSB-310-D DC6V定格品が使用されています。

破損対策なのかイヤホンジャックや携帯充電用の端子は別基板になっています。

LED基板とスピーカーを外しました。

基板表面です。

AMアンテナやバリコン、電解コンデンサなどが実装されています。

電解コンデンサは中国 JAKEC製のものが実装されています。

  • 10μF 25V×3
  • 100μF 10V×1
  • 220μF 16V×2

NPNトランジスタはメーカー不明のS9018が実装されています。

AM用セラミックフィルタは村田製作所互換品のSFU455Bが実装されています。

なお、中国製なので精度はかなり劣っているようです。

セラミック発振子は10.7MHzのものが実装されています。

オーディオアンプICはTDA2822Mが実装されています。

このICは乾電池駆動に最適なこともあり、多くの製品に採用されています。

ブリッジダイオードはDB107 1000V 1A耐圧品が実装されています。

ダイナモで発電した電気は単相交流になるため、整流が必要です。

NPNトランジスタはNEC製の2SD882が実装されています。

なお、NECは半導体の製造から撤退しているので現在は入手できません。

旧ロゴなので廃品から回収したものを使用している可能性があります。

基板裏面です。

ICが1つだけ実装されています。

FM/AMラジオICは中国 Hua Jing Electronics社製のCD2003GBが実装されています。

ジャックが実装されている基板は頑丈に実装されていることが判ります。

今回分解したチャージングラジオはそれなりに高いものになるため、かなりしっかりした造りになっていることがわかります。

欠点としては内蔵の充電池が交換できないため、充電池が寿命になると使えなくなる点です。

このチャージングラジオも充電池の液漏れが確認できたので、あと少しすると使用不可になったものと思われます。

今回は以上です。

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