[レビュー] FCNT スマートフォン arrows Alpha M08

今回は、中国レノボ傘下のFCNTが2025年8月28日に発売したスマートフォンの“arrows Alpha M08”を紹介します。

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外箱など

今回は、楽天のJoshin Webで税込88,000円で購入しました。(一部の家電量販店では税込96,800円で販売されています)

大手家電量販店の通販ということもありしっかりした梱包です。(最大手Aは精密機器なのに酷い梱包だったことあり)

外箱正面です。「arrows」のロゴとarrows Alphaの文字だけのシンプルなデザインです。

なお、富士通グループから離脱した際にarrowsロゴがリニューアルされています。

側面に貼られている開封防止シールです。このあたりはモトローラと似ています。

下部に貼られているシールです。型番やバーコードが記載されています。

型番としてはPB8M0001JPのようです。

背面です。リサイクル素材部品適用率が大きく記載されています。全体で60%がリサイクル素材のようです。

箱を開けました。開けるとすぐに本体があります。

本体を取り出すと、その下に蓋があり開けるとアクセサリーが入っています。

付属品は、USB Type-Cケーブル、ACアダプタ a02、クイックスタートガイドとなっています。

最近はUSBケーブルや充電器は省略されていることが多いので、珍しいです。

ACアダプタです。外側が黒い紙で覆われています。

USB Type-C端子は赤色となっています。

側面には管理番号が記載されたシールが貼られています。

黒い紙を外すと、大きく「90」の文字が刻印されています。

ACアダプタの仕様です。最大20V/4.5A/90Wとなっておりかなり高性能なものになっています。

市販品でも3,000円を超えてくるものになります。

基本的な仕様はモトローラのものと似ているようですが、FCNT合同会社で認証を取得しているようです。

USB Type-Cケーブルです。

両方の端子がType-Cとなっているため90Wでの急速充電が可能なものになっています。

充電器が90W対応でも、コードが非対応だと充電速度が遅くなります。

本体

本体は薄い紙に包まれています。包装を外すと本体が現れます。

正面です。エッジ部分が曲面ガラスとなっています。インカメラ部分はパンチホールになっています。

右側です。中央に電源ボタン兼指紋センサー、その上に音量ボタンがあります。

Exlider(エクスライダー)機能の関係で、画面内指紋センサーが採用できないためこのような形態になっているようです。(モトローラも電源ボタンが指紋センサーを兼ねている機種が多い)

上側です。ヘアライン仕上げのアルミフレームが綺麗です。

左側です。上よりの箇所にアクションキーがあります。このボタンには様々なアプリの起動を設定することができます。

下側です。左からSIM/microSDカードトレイ、USB Type-C端子、スピーカーとなっています。

裏面です。カメラは上部が広角カメラ(ソニー製LYTIAシリーズ・LYT-700C・IMX896・1/1.56インチ・f1.88・視野角84°)、中央が超広角カメラ(1/2.76インチ・f2.05・視野角120°)、下部が自律神経センサーとなっています。

なお、フロントカメラは超広角カメラと同一の素子でF値(2.0)と視野角(91°)が違うようです。

背面のarrowsロゴはあまり目立たないものになっています。

ケースはラスタバナナのRHINOXハイブリッドケースを、ガラスフィルムはOVER’sのガラスザムライを購入しました。

※ガラスフィルムは本体発売時点で画面全体を覆えるものはありません(左右に2mm程度の隙間ができます)

ガラスザムライは日本で設計し、中国で製造しているようです。(日本加工のガラスフィルムはそもそもないと思われます)

左からGoogle Pixel 8・arrows Alpha・Motorola moto g52j 5Gです。arrows AlphaはPixel 8と大きさの傾向は同じで、縦に少し大きいようです。

ピーク輝度が最大3000nitということもあり、moto g52j 5Gと比べてかなり画面が明るいです。

データ移行は新旧のスマートフォンを隣同士に置き、所定の操作をすることで完了します。ただし、一部のアプリ等は引き継がれません。

ケースとガラスフィルムを取り付けました。ガラスフィルムはこのように端まで覆えていない状況です。

SIM/MicroSDカードトレイです。裏表でmicroSDとnanoSIMを挿入することができます。DSDV対応ですが、もう一枚のSIMはeSIM対応となります。

microSDカードを取り付けました。必ず端子部分が表面になるように挿入します。

画面を接写してみました。左からMotorola moto g52j 5G・arrows Alpha・Google Pixel 8です。

有機ELなのでペンタイル配列ですが、そもそもの解像度が高いためあまり気になりません。

アプリ一覧です。多少追加インストールはしているものの、元々少ないです。

最後に、ゲームロフトの「アスファルト:Legends」でゲームの動作確認をしてみました。

設定はビジュアルクオリティを「高品質」にしただけで、あとは初期値のままです。

この状態で動作させたものが下の動画になります。

かなりの部分にモトローラブランドのものと共通の設計になっている部分があるようですが、そのおかげで性能の割に安価な端末にできたようです。(富士通時代の端末は微妙な性能のものが多かったので)

一方で端末の強靭さはFCNT側が譲らなかったようなのでかなりバランスの良い端末になったようです。

メモリ12GBにストレージが512GB、更にはバッテリーが5000mAhあるので大半の人が満足できる性能だと思われます。

今回は以上です。

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