「音楽・オーディオ」カテゴリーアーカイブ

このカテゴリでは、音楽(主に邦楽)やオーディオ機器について扱います。

[分解] ヨシナ(Y・S・N) ウーファー

今回は、商社の株式会社ヨシナが輸入し、株式会社ワイ・エス・エヌがアミューズメント施設に納品していたウーファーを分解してみました。

公式サイト

外観

前面です。ボリュームつまみと電源LEDランプ、バスレフポートがあります。

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[分解] ケンウッド デジタルオーディオプレーヤー MG-G708

今回は、ケンウッドが2011年10月に発売したデジタルオーディオプレーヤーの“MG-G708”を分解してみました。

【注意】
分解したデジタルオーディオプレーヤーは元に戻すことが難しいです。分解する場合は不要なもので行うようお願いします。
また、リチウムイオン電池を内蔵しているので取り扱いを誤ると発火や爆発することがあります。

外観

前面には2インチのTFT液晶と各種操作ボタンが付いています。
〇にlは電源ボタン、上下ボタンは曲送り/戻し、左右ボタンは項目の送り/戻し、中央ボタンは再生/一時停止となっています。
インジケーターLEDはKENWOODロゴのWの上部の▲の色と形になっています。

左右ボタンが曲選択ではないため操作性がやや独特なものとなっています。

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[レビュー] マクセルカセットテープ UD60FM

今回は、音楽之友社が刊行しているオーディオ誌「stereo」2019年11月号に付録しているマクセルのカセットテープ“UD60FM”を紹介します。

公式サイト

冊子

本屋で探すときは下の表紙のものを探してみてください。

左上に赤字で
◎特別付録◎
カセットテープ
マクセル
UD60FM
とイラストが書かれています。

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CD・DVD・BDのIFPI SID Codeについて

今回は、CD/DVD/BDの“IFPI”番号について調べてみました。

●IFPIとは…

IFPI(International Federation of Phonogram and Videogram Producers)とは、国際的なレコード業界の業界団体である。
CDなどの裏面に「IFPI L232」などの事業者番号が割り当てられており、その番号でプレスメーカーが判別できるようになっています。
(この場合はJVCケンウッド・クリエイティブメディアになる)

今回はIFPI番号とメーカーの関係を調べてみました。

メモリーテック

国内最大手のCDプレスメーカーで、ポニーキャニオンやエイベックスが筆頭株主となっています。
かつての東芝EMIやサンヨーマービックを買収しています。

【ディスクの特徴】

“MT”(Memory-Techの頭文字)の刻印があるので簡単に判別することができます。(一部例外あり)

固有記号一覧
■メモリーテック(工場不明)
LT46、LT47、LT48
■メモリーテック 御殿場工場(旧東芝EMI)
L153、L154、L155、L156、L157、L158
■メモリーテック つくば先端技術センター(旧つくば工場)
L261、L262、L263、L269、L270

ソニー・ミュージックソリューションズ(旧 ソニーDADCジャパン)

メモリーテックに次いで国内2番手のプレスメーカーです。

2019年4月1日にソニー・ミュージックコミュニケーションズがソニーDADCジャパンとジャレードを吸収し、現在のソニー・ミュージックソリューションズとなりました。

【ディスクの特徴】

+を○で囲んだような記号があり、その記号の太くなっているものの数がIFPI番号の下1桁を表しています。以下の写真の場合は5つ太くなっているので“5”を表しています。(IFPI L275
※現行のCDは記号が無くなっているので、IFPI番号で判別する必要があります

固有記号一覧
■ソニー・ミュージックソリューションズ(DVD)
L271
■ソニー・ミュージックソリューションズ(CD)
L272、L273、L274、L275、L276、L277、L278
■ソニー・ミュージックソリューションズ(BD)
L279、L280

JVCケンウッド・クリエイティブメディア

国内3番手のプレスメーカーです。JVCケンウッドのグループ会社です。

【ディスクの特徴】

IFPI番号が他社のものよりも大きく刻印されているので判別がしやすいです。

固有記号一覧
■JVCケンウッド・クリエイティブメディア 横須賀工場(2016/8 大和から移転)
L232、L233、L234、L235、L236、L244、L245

ここまでが現行のプレスメーカーになります。
以下は撤退してしまったプレスメーカーです

オプトロム

2015年9月 経営破綻により撤退
(最後にプレスしたのはLa PomPonの「謎」)
かつてはビーイング系のCDを多く扱っていました。

【ディスクの特徴】

他社のものとは違い、裏面から見ると文字が鏡文字になるのが特徴です。表面から見ると正常なので逆に刻印されています。
また、ロット番号が“OP”(OPtromの頭文字)から始まっています。

固有記号一覧
■オプトロム 本社工場
L302、L303、L304、L305

その他

固有記号一覧
■LZ49:有限会社ミルキーエンターテインメント 沖縄工場

IFPI SID CODEを調べた感想

音質的にはビクター>ソニー>メモリーテックのように思いますが、大きな違いはありません。むしろマスタリングの質が重要になります。

今回は以下のサイトを参考にしました

http://www.spatiality.jp/articles/cd CDもプレスで選ぶ時代に(リンク切れ)

海外のIFPI対応表は

今回は以上です。

[スピーカー] CREATIVE D100の改造

今回は、CREATIVEのBlueToothスピーカー「D100」を改造しました。

※分解や改造をするとメーカー保障を受けることができなくなります。そのため、真似した場合に故障が発生しても当ブログ管理人は責任を負いません。

関連記事には以下から移動できます

分解方法

まずはスピーカーネットを取り外します。

外し方は、隙間にマイナスドライバーを入れ、てこの原理で外していきます。中心付近がホットボンドで固定されているので、若干力を強く入れないと外れないことがあります。

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スピーカーの分解

今回は、ノーブランドの中国製スピーカーを分解してみました。

関連記事

※分解は怪我をする可能性が高いので十分に注意してください。また、分解したものを元に戻すことはできないので要らないスピーカーを分解してください。

仕様

  • 製造国:中華人民共和国(中国)
  • メーカー:不明
  • サイズ:8cm
  • レンジ:フルレンジ
  • インピーダンス:4Ω
  • 最大出力:10W

以下は、分解前の外観です
表面:エッジはウレタン製の模様。

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MP3・AAC・Opusの音質を比較してみた

今回は、非可逆圧縮音源である「MP3・AAC・Opus」の音質を比較検証してみました。

【検証方法】
CD音源を以下の方法で各形式に変換し、それを.wav形式に再変換して「WaveSpectra」に取り込みカットオフ周波数を調べている。

※MP3は正規のエンコーダーを使用したため、異なるソフトウェアでエンコードしています。また、全てCBR(固定ビットレート)でエンコードしています。

最初に、CD音源の波形を掲載します。
CD音源はPCM 16bit/44.1kHz(サンプリング周波数)なので、カットオフ周波数はサンプリング周波数の2分の1である22.05kHzとなっている。なお、48kHzサンプリングなら24kHzカットとなる。

この画像を参考に以下の圧縮音源と比較してみてください。

MP3

MP3は、1990年代に音声の容量を圧縮するためにできた形式で、正式名称は「MPEG-1 Audio Layer-3」という。対応機器の多さゆえに一番普及している形式でもある。音質はAACやOpusと比べると悪いが、大体の人は192Kbps以上あれば納得のいく音質になると思われる。

64Kbps=10.0kHzカット

96Kbps=12.9kHzカット

128Kbps=15.5kHzカット

160Kbps=16.0kHzカット

192Kbps=20.3kHzカット

256Kbps・320Kbps=21.0kHzカット

MP3(VEGAS Pro13)

ビットレートカットオフ周波数
64Kbps10.0kHz
96Kbps12.9kHz
128Kbps15.5kHz
160Kbps16.0kHz
192Kbps20.3kHz
256Kbps以上21.0kHz

AAC

AACは、1997年にISO規格にて規格化された音声圧縮方式である。正式名称は「Advanced Audio Coding」といい、AppleがiPodで急速に普及させた形式でもある。MP3よりも圧縮効率が良く、同じビットレートではより高音質になるとされている。

64Kbps=13.1kHzカット

96Kbps=14.2kHzカット

128Kbps=15.4kHzカット

160Kbps=16.1kHzカット

192Kbps以上=17.0kHzカット

AAC-LC(Fraunhofer FDK AAC)

ビットレートカットオフ周波数
64Kbps13.1kHz
96Kbps14.2kHz
128Kbps15.4kHz
160Kbps16.1kHz
192Kbps以上17.0kHz

※Apple AACはもう少し高い周波数が出ることを確認しています。

Opus

Opusは、2012年9月11日に登場した最後発の音声圧縮コーデックである。元々はVoIP通話向きに作られたコーデックのため、低遅延なのが特徴となっている。また、MP3やAACよりも全体的に高音質である。

YouTubeでも採用されており、対応動画は高音質で視聴することができます。詳しくは下記の記事をご覧ください。

16Kbps=7.4kHzカット

32Kbps=20.0kHzカット

64Kbps=20.0kHzカット

96Kbps=20.0kHzカット

128Kbps以上=20.0kHzカット

参考:448Kbps=20.0kHzカット

Opus(libopus)

ビットレートカットオフ周波数
16Kbps7.4kHz
32Kbps20.0kHz
64Kbps20.0kHz
96Kbps20.0kHz
128Kbps以上20.0kHz
(参考)448Kbps20.0kHz

ビットレート別にカットオフ周波数をまとめるとこのようになります。

ビットレートカットオフ周波数(左の方が高い)
64KbpsOpus>>AAC-LC>MP3
96KbpsOpus>>AAC-LC>MP3
128KbpsOpus>>AAC-LC=MP3
160KbpsOpus>>AAC-LC=MP3
192Kbps以上MP3>Opus>AAC-LC

64Kbpsや96Kbpsの低ビットレートでは、Opus→AAC-LC→MP3となっていますが、128Kbpsや160Kbpsは、Opus→AAC-LCとMP3がほぼ同じとなっており、192Kbps以上の高ビットレートではMP3→Opus→AAC-LCとなっています。

これは、AACは低ビットレートを得意としており、MP3は高ビットレートを得意としているために起こっています。Opusは最も圧縮効率に優れているものの、20kHzカットとなっており192Kbps以上ではMP3に逆転されています。

よって、なるべく高音質で聞きたいならMP3、容量を抑えつつ高音質にしたいならAAC、対応機器がある場合はOpusを選択すると良いです。

今回は以上になります。

ニコニコ動画とAbemaTVの音質(2019年8月現在)

2019/8/30更新 2019年1月のニコニコ動画の仕様変更に対応しました。

YouTubeの音質と画質についてはこちら

まず、ニコニコ動画とAbemaTVでは音声コーデックに”H.264 AAC-LC”が使用されています。
ビットレートやカットオフ周波数はそれぞれのサイトで異なるので今回はこれらを調べてみました。

【検証方法】
[ニコニコ動画]:動画を.mp4形式でダウンロードし、「XMedia Recode」にて.wav形式に変換。そのファイルを「WaveSpectra」に取り込み検証。

[AbemaTV]:AbemaTVアプリをインストールしたZenFone5ZをPCのライン入力に接続し、「WaveSpectra」にて録音して検証。

ニコニコ動画(niconico)

ニコニコ動画の場合、アップロードされた動画の音声ビットレートが256Kbps以上なら256Kbpsに、それ以下なら元動画に応じたビットレートとなります。
(音声カットオフは無いので元動画に準じます)

360p(エコノミー)の場合は96Kbps/カットオフ13kHzとなりかなり音質が悪いです。

画質映像ビットレート音声ビットレート音声カットオフ
1080p6Mbps最大256Kbpsなし(24kHz)
720p2Mbps最大256Kbpsなし(24kHz)
540p1Mbps最大256Kbpsなし(24kHz)
360p600Kbps96Kbps13kHz
360p(エコノミー)300Kbps96Kbps13kHz

96Kbps

256Kbps

AbemaTV

AbemaTVは、通信節約モードと最低画質は16kHz、低画質と中画質では、17.3kHz程度となっており、高画質と最高画質では18kHzまで出るようです。

画質ビットレートカットオフ
通信節約モード96Kbps?16kHz
最低画質96Kbps?16kHz
低画質128Kbps17.3kHz
中画質128Kbps17.3kHz
高画質192Kbps18kHz
最高画質192Kbps18kHz

通信節約モード

最低画質

低画質

中画質

高画質

最高画質

[検証結果について]
ニコニコ動画は元動画をエンコードするときのソフトによっても変わります。
アップロード時は192Kbpsかそれ以上でエンコードすることを強く推奨します。

AbemaTVは地上デジタル放送※(2012年以降にマスターを更新した局)とほぼ同等の音質でかなり高音質となっています。
※サイバーエージェントとともに出資しているテレビ朝日も192Kbps/18kHzカットである。

今回は以上です。

[電子工作]TPA2001D1 デジタルアンプの自作

今回は、秋月電子通商の「1Wx2 ステレオ・デジタル・オーディオ・アンプ・キット」(K-02168)を使用した自作アンプを紹介します。

まずはアンプに使用したパーツとアルミケース、スピーカーを紹介します。(スピーカーは既製品)

商品名をクリックすると販売サイトに移動します。(アフィリエイトなし)パーツ・キットは秋月電子または千石電商に、スピーカーはAmazonにリンクしています。また、現在入手できないものは代替品を掲載しています。

●アンプ:1Wx2 ステレオ・デジタル・オーディオ・アンプ・キット」(K-02168)@2,000円

●コンデンサ:
【1】ニチコン FGシリーズ ※キットには標準のコンデンサが付属。
470μF/25V×2 @60円×2、1μF/50V×2 @10円×2、1000μF/16V×1 @55円)
【2】ニチコン MUSE-ESシリーズ
1μF/50V×4 ※無極性・キット付属品を流用 @15円×4)

●ケース:タカチ電気工業 YM-150 @1,210円

●ボリュームとボリュームつまみ:
【1】Aカーブ/10kΩ/2連 @242円
【2】ボリュームつまみは好みのものを選択する @300円前後

●スイッチ:日本開閉器工業 トグルスイッチ/M-2013/1回路2接点 @390円

●接続端子:
【1】RCA端子 MR-599()()@それぞれ63円
【2】φ3.5mmイヤホン端子 マル信無線電機 MJ-073H @84円
【3】スピーカー接続端子 PT-S04F-11 @200円

●スピーカー:ヤマハ NS-BP200 @約9,000円

●LEDと抵抗:(筆者はストックを使用)
【1】Vf:3.2V程度のLED 新品を購入する場合は1個10~50円
【2】抵抗 タクマン 1/4W-330Ω @90円または定電流ダイオード @63円
電流は5mA程度流せれば十分です。計算はこちら

●銅線:協和ハーモネット UL耐熱ビニル絶縁電線(AWG20)7色7本入り @530円

●スピーカーケーブルとオーディオケーブル:
【1】スピーカーケーブル (スピーカーに付属)新品を購入する場合は @300円前後
【2】オーディオケーブル(RCAかイヤホンケーブルのうちテレビが対応しているものを選ぶ)新品を購入する場合は100円ショップで @110円

●ネジとスペーサー:
【1】M3規格のネジ 長さ15mm程度のもの(ホームセンターで購入)@200円前後
【2】ジュラコンスペーサー 廣杉計器 AS-305B @320円

●その他:USBケーブル(廃品)、半田こて、半田、直径3mmと5mm程度の穴を開けることのできるドリルなど(全て手持ち品を使用)

合計:約14,000円(その他アイテムは含まず・税込)

電源はテレビの外付けHDD用のUSB端子から取っています。
外部電源を用意する場合は5V出力のUSB端子付きACアダプターを用意してください。(ダイソーのものでOK)

基板の半田付けは説明書にしたがって組み立ててください。

配線方法は以下を参考にしてください(基板の写真は秋月電子通商のものを使用しています)

完成するとこのような感じになります。

前面

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